2022年12月10日 配信

新築ビル1階に入居したオンセミロ

12/10(土)船橋市役所裏手に韓国料理の店「オンセミロ」

ランチやドリンクメニューに力を入れ昼は「韓国カフェ」の顔も

 船橋市役所の南側、京葉道路の高架下近くの住宅街一角でオーナーもスタッフも韓国人女性という韓国家庭料理の店「オンセミロ」(船橋市湊町2-13-6、TEL047-404-7685)が11月7日、営業を開始した。

 同店のオーナーは、朴英美(パクヨンミ)さん。25年前に仕事で来日し日本を気に入り移住。20年前から錦糸町で飲食店を経営してきたという。同郷の友人から船橋市の自然と都市が調和した住環境が良いと紹介され、落ち着いて生活するには適しているを感じ、船橋市内に居を移し同店開店に至った。

 以前、純喫茶「銀豆」があった場所に建った新築ビルの1階に入居。壁一面を使って広くとった窓からの採光とアップテンポなダンス曲が特徴のK-POPをBGMに店内の明るい雰囲気を演出。約15坪に8セット20席のテーブル席、入り口横にテラス2席を確保している。

 店名の「オンセミロ」は、「いつも変わらずに」という意味のハングル語から。「おもてなしの心や料理の味などもいつも変わらずにいる」という思いを込めて命名したという。

 フードメニューは、昼のランチメニューに、午後からは各種のチヂミ(1000円~)、トッポギ(950円~)、チャプチェ(1050円)、韓国の茶碗蒸し「ケランチム」(850円)、「韓国餃子」(580円)、「キムマリ揚げ」(950円/8個入り)、「韓国ラーメン」(850円)などの単品メニューも提供。

 「ユッケジャン」(1280円)「サムゲタン」(2500円)などの鍋やスープ類、「石焼ビビンバ」(1280円)といった焼肉店で見られる韓国メニューも充実させている。

 ドリンクメニューは、国産ビールメーカーの「アサヒ」や「キリン」を提供するほか、マッコリ(500円~)や、韓国焼酎のチャミスル、チョウムチョロム(いずれも930円)、ざくろ、ピーチ、ゆず、マスカット、すももなどのフルーツ焼酎(980円)など韓国を前面に押し出したドリンク類も用意。

 アルコールドリンクに合わせ、フライドチキン(1480円/8P~)ヤンニョムチキン(1580円/8P~)、それぞれがセットになった「ハーフ&ハーフ」(1580円/8P)などのセットも提案している。

 また、ノンアルコールドリンクには「ブルーレモンエイド」「レモンエイド」「ストロベリーレモンエイド」「ゆずエイド」(いずれも550円)などのソーダ類や「黒ゴマラテ」(580円)「イチゴラテ」(550円)や「ゆず茶」(450円)など韓国の若い層に流行しているものを中心にそろえるほか、米を使った韓国のジュース「シッケ」「トウモロコシ茶」「梨ジュース」(いずれも350円)など昔から韓国で定番とされているソフトドリンク類も用意する。

 店の入り口付近に設置された棚では韓国コスメや韓国の子どもたちは皆知っているというジュース「ポロロ」、定番とされるお米のジュース「シッケ」なども販売している。

 「料理のソースやスープ類は全てが店内での手作りです。韓国では昔から定番とされている料理ばかりのメニューです。ちょっと前まで外食が多かった若い人たちも、最近は自宅でお母さんの作る家庭料理を食べるようになっているそうです。韓国のおもてなしや家庭の雰囲気を味わいにいらしてください」とオーナーの朴さん。

 営業時間は、11時半~23時(L.O.)※来店状況により多少前後あり。月曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 宴会も受付ける

  • テーブル席は8セット約20席

  • 韓国の家庭でお母さんが作ってくれた手料理

  • 韓国コスメも入口付近に陳列

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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