2022年12月06日 配信

左がティエンさん、右がフォンさん

12/6(火)北習志野にベトナム料理屋「HANOI PHO」

こだわりの調味料でベトナム料理を楽しめる店

 北習志野駅から「JUJUきたなら」方面に8分ほど歩いた場所に11月4日、ベトナム料理屋「HANOI PHO(ハノイフォー)」(習志野台2-72-17、TEL090-4742-5678)がオープンし、すでにリピーターでにぎわいを見せている。

 同店を営むのはブイ クエット ティエンさん(31)と妻のティアン フォンさん(26)。

 ベトナム生まれ、ベトナム育ちのブイさん夫妻は、2人とも日本の文化に魅了され、7年前に日本に留学で来日した。日本で店を開きたい思いで定食屋で接客を学び、今回のオープンに至った。北習志野にはベトナム人が多く住んでいるにも関わらず、ベトナム料理店が少なかったことから、この場所でオープンすることに決めたという。

 店内は約18坪。2名席が6卓、4名席が2卓の全20席を用意。子ども用椅子もあり、ベビーカーでの入店も可能。

 「おすすめは『ハノイ風本格牛肉のフォー』(890円)。毎日牛肉を8時間以上煮込み、スープに甘味を出しています。パクチーは有り無しを選べます。テーブルに手作りのチリソースや、にんにく酢が置いてあるので、味を変化させながら楽しんでもらえたら」と話すティエンさん。メニューはすべてテイクアウト可能。

 店名はフォーで有名なベトナムの地名「ハノイ」にちなんで名付けたという。

 「まだ店内がシンプルだが、今後ハノイの風景の絵や写真などを飾って、日本人には旅行気分を、ベトナム人には故郷を思い出してもらえたら」と話すフォンさん。

 サイドメニューの「生春巻き」(190円)や、「ハノイの揚げ春巻き」(190円)は1本ずつ注文できる。「揚げ春巻きは1度揚げてからノンフライヤーで油をカットしています。メニューには油をほとんど使わず、砂糖やベトナム珈琲も現地からこだわりのものを取り寄せ、体に優しい食事を提供します」とティエンさん。

 来店者の年齢層は幅広く、女性が多いという。来店者からは「すごくおいしかった」との声があり、ティエンさんは「食事を残す人が少ない」と喜びを見せる。

 「まだまだベトナム料理を知らない人も多い。フォーはもちろんだが、デザートメニューの『ベトナム特別なぜんざい』(390円)は日本人が想像するぜんざいではなく、グレープフルーツの皮の内側の白い部分が使われ、ココナッツミルクがかかっているもの。アボカドアイスも手作りで、体に優しいメニューです」とフォンさん。

「ぜひ気軽に食べに来て欲しい。そしてベトナム料理を好きになってもらえたら」と2人は笑顔を見せる。

 営業時間は11時〜15時、17時〜21時30分。火曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 牛肉のフォーと揚げ春巻き、生春巻き

  • 味の変化を楽しめる手作り調味料

  • 店内の様子

  • 「ベトナム特別なぜんざい」

スポンサードリンク

記事の場所