2022年12月04日 配信

店主の加藤さん。棚には加藤さんが作った食器も並んでいる

12/4(日)法典グラスポそばに家庭料理の店「食日和」

地元出身店主が「心も体も健康に」をコンセプトに

 法典公園(通称「グラスポ」)から木下街道に向かって徒歩5分の場所に開店した和食を中心とした家庭料理の店「食日和(しょくびより)」(船橋市藤原5-5-15-104、TEL 090-6360-5465)が今年3月30日のオープンから8カ月がたった。

 同店はJR武蔵野線・法典駅からバスで約10分、「藤原5丁目」のバス停から徒歩1分の通り沿いにある。地元出身で食べることと飲むことが大好きだという店主・加藤ひろみさんが「心も体も健康に」をコンセプトに「自分が食べても安心でおいしい物を出す、居心地の良い店にしたい」と食材と味にこだわる料理を提供する。

 加藤さんは法典小学校、旭中学校卒業の船橋出身。以前はブライダル関係の会社に勤めていたが「コロナで結婚式を挙げる人が減り、需要が減ったこともあり、生まれ育った地元で何か始めたいと思った」と振り返る。昨年10月に退職後、飲食業の経験はなかったが、地元の友人などに相談したりして準備を進めてきた。

 白と木目を基調とした店内で、店舗面積は15坪。2人席が8卓あり、人数に応じてグループ席にも対応する。テラス席(2人席1卓)はペット連れや喫煙者の利用も可能。

 限定約20セットでなくなり次第終了となる「ランチセット」(1,100円)は、2種類から選べる主菜と季節の小鉢3品、具だくさんのみそ汁とごはんがついた定食となる。子どもは同メニューのハーフサイズで提供する(550円)。ソフトドリンクは220円で追加可能。

 手作りのプチデザート(330円)は要予約で提供。17時~20時のディナータイムは「ディナーセット」(1,650円)のほか、単品料理(550~990円)を提供している。

 料理は加藤さん自身が調理し、季節の野菜を中心としたメニューは毎日変わる。「ランチ、ディナーとも予約をお勧めします」と加藤さん。「お客様から『おいしかった』との声をいただき、レシピの質問をいただけるのはうれしい。『食日和』での食事がきっかけで毎日の料理が少しでも楽になってくれたらと思います」と笑顔の加藤さん。

 その季節でしか味わえない限定の日本酒なども仕入れ、「ワイングラスでお出ししています。飲み比べも楽しめます」とも。アルコール類は日本酒のほかにワイン、焼酎など、珍しいものを中心に取り揃えているという。

 貸し切りも可能で、誕生日会、結婚祝いのパーティーの予約もあるという。加藤さんのブライダル業経験を活かし「装花、招待状などの手配も可能です」とも。また近くの陶芸教室に通い始め「少しずつ店に出す食器を増やしていきたい」と夢が広がる。

 営業時間は10時~15時、17時~20時。オープンから11時30分まではドリンクのみ提供。ランチタイムは11時30分~15時。木曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ランチセットの一例。この日の主菜はエビと厚揚げの煮物

  • シンプルな外観。店舗前は4台の駐車可能

  • カフェタイムにくつろぐ姿も

  • 白と木目のシンプルな店内

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