11/19(土)船橋駅北口広場で子どもマルシェ
小学生が地元野菜の収穫と販売を実践
船橋駅北口おまつり広場(船橋市本町7-1-1)で11月13日、地元小学生たちによる船橋野菜の販売やワークショップなど約10のブースが出展する「ふなばし子どもマルシェ」が開催された。
主催は船橋青年会議所。同会議所では毎年秋に青少年育成事業を実施しており、今回のイベントは、子どもたちに野菜の収穫から販売まで責任を持ってもらうことを通じて、自己肯定感を高めることを目的に開催された。実行委員長を務めた杉澤杏菜さんは「30人の定員に対して倍以上の参加希望が集まり、最終的に34人の子どもたちに参加してもらうことになりました」と話す。
子どもたちはイベント前日に市内農家「ひらの農園」「かまくら農園」「花のつぼみ」の畑で小松菜・ネギ・サツマイモを収穫。さらに袋詰めや値札とPOPの作成といった販売準備にも取り組んだ。「サツマイモが想像を超える収穫量だったので、特に販売を頑張ろうという話をしました。また、袋詰めの工程に苦労している様子も見られました」と杉澤さん。
当日、収穫した野菜の販売ブースでは子どもたち自らが店員として商品の受け渡しや代金計算を担当。クイズに正解すると小松菜が割り引きになるなど、地元野菜への理解を深める工夫も見られた。さらに交代で呼び込みも実施し、子どもたちの元気な声に導かれてブースを訪れる人の姿も目立った。
その他には「小さなお弁当屋さんFoodies Deli」(芝山3)の弁当と「From Farm」(二和東)のフルーツサンドの販売ブース、地元ハンドメイド作家たちによる小物販売ブースなども出展され、キーホルダーや「アロマバスボム」を作るワークショップブースは行列ができるほど人気を集めていた。
子どもたちが販売した野菜の売り上げ60,725円は、その日のうちに船橋市に寄付された。
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