2022年11月18日 配信

講座は同クリニックにある体育館のようなリハビリ室で行われた

11/18(金)「船橋整形外科クリニック」で現役競歩選手によるウォーキング講座

同院看護師でもある吉住友希選手を講師に

 「船橋整形外科クリニック」(船橋市飯山満町1-824、TEL047-425-5585)で11月12日、「第2回 競歩選手から学ぶ、健康ウォーキング講座」が開催され、事前応募のあった約20人が受講した。

 同講座は昨年10月に第1回を開催。「当院で大切にしているのが、医療分野での地域貢献。医師や看護師、理学療法士など全員の得意分野を生かして貢献してきたい」という思いから、昨年から無料講座がスタートした。同ウォーキングセミナーの講師は、船橋整形外科病院の看護師であり、同院初となる実業団選手・吉住友希選手が務めている。

 同クリニックでは、この1年間で各種講座を実施。成長痛などによる変形性膝関節症などによる膝の痛みの講座、野球少年・少女向けの「投球障害講座」、ゴルフ講座なども開催してきた。

 昨年のウォーキングセミナーは定員50人で開催したが、今年は実際に受講者が身体を動かすことも取り入れたいとの思いから、定員を20人に下げて募集をかけた。当日は体育館ほどの広さがあるリハビリ室の一画で講座を開催した。

 まず吉住選手が「競歩」という競技自体について説明。ルールの説明や競技観戦の際にどういう点を見るとおもしろいかといった点にも触れた。その後、競技における身体の使い方などにも触れ、負担なく使うためには左右対照に身体を使えること、身体が整った状態であることが望ましいことなども話し、実際に吉住選手が競歩の動きを会場で披露すると、参加者からはどよめきが起こった。

 その後、トレーナーの白井琴乃さんと印牧(かねまき)真さんにより、身体を整えておくことの大切さの紹介があり、まず参加者は1歩の歩幅測定をした。その後、トレーナーや吉住選手とともに、身体を整えるためのストレッチ5種類を体験し、ストレッチ後に再度1歩の歩幅測定を行った。

 参加者の中には「趣味でウォーキングをやっている程度。よく海老川周辺を歩いています」という人も。参加者がストレッチをしながら吉住選手やトレーナーらと談笑を楽しむ様子も見られた。

 同クリニックでは「来年は、地域のみなさんに参加していただける講座の開催にもますます力を入れていく予定です」と講座の企画担当である理学診療部部長・澤野靖之さん。

 今後の開催が決定しているものは、11月26日に「陸上競技講座~トラック種目編~」、12月3日「変形性膝関節痛講座」、2023年1月14日に「野球肘講座 ~痛みなく野球を長く続ける~」(小学4年生~中学3年生対象)、1月28日「成長期スポーツ障害講座」(小学3年生~中学3年生対象)。いずれも無料。要事前予約。

関連サイト:https://www.fff.or.jp/clinic-funabashi/rehabili_school.php

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 吉住選手と談笑する参加者

  • トレーナーが身体の使い方やストレッチを紹介

  • リハビリ室で競歩の動きを見せる吉住選手

  • 今後予定されている講座の案内もクリニック内に掲示している

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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