2022年11月20日 配信

マルシェ「まがり屋」を運営する伊藤さん(写真中央)

11/20(日)市川市北方の居酒屋太陽で生花と農産物のマルシェ「まがり屋」始動

コロナ禍で業態変更した居酒屋を間借りして

 船橋市と市川市の市境あたりにある北方に居酒屋の店舗を間借りしたマルシェ「まがり屋」(市川市北方2-5-9)が、8月から何となく稼働している。

 令和元年10月に開業した居酒屋太陽。営業開始後、間もなくコロナ禍が訪れ通常営業は困難に。感染拡大状況を見て夜営業を続けてきたが利用客の多くが高齢者、通常営業と時短・営業自粛など間引き営業では運営は難しいと2年前から弁当製造・販売を始めた。

 弁当販売は好調、現在は店頭での販売や近隣高校での出張販売のみの営業形態にシフト。午後以降の時間、客席スペースを持て余すようになっていた。そこに目を付けた同店近くに住む伊藤さんから「開いている時間に花の仕込み作業や直売所運営として貸してくれないか」と、声がかかえりシェアが実現。

 「実店舗を借りるほどの売上はないけどスペースは必要。ここなら小上がりの座席で作業も快適にできるので助かる」と伊藤さん。作業スペースとして借りるようになると、通りがかりの客や弁当購入の客などの来店が思いのほか多い事に気が付いた。「作業スペースだけではもったいない。花の販売もさせてもらっても良いか」と、同店オーナーに相談し間借りでのマルシェ「まがり屋」がスタートした。

 8月にはいって間もなく船橋市内の「奈良養鶏園」もの卵と野菜販売で合流。木曜日以外は生花販売の伊藤さんが出店し、第2・第4火曜日は奈良養鶏園と合同での「まがり屋」になった。今後は、噺家を呼んでの落語会や常連客・親しい友人を誘った予約制の夜営業なども視野に入れている。

 マルシェ「まがり屋」の開催時間は、15時~19時頃までを予定(仕込みや仕入れ状況により前後する)。弁当販売は、11時~14時頃(完売次第終了)。「まがり屋」は木曜定休。太陽の弁当は土日定休※ただし、予約の場合は応相談。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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