2022年11月07日 配信

コクリコットが経営するキッチンカー

11/7(月)山口横丁のコクリコットF(フォルテ)前にキッチンカー

通称「夜のクレープ屋さん」が8月から稼働

 船橋駅南口に広がる飲食店街「山口横丁」に2019年10月開業したジャズバー「COQUELICOT F(コクリコット フォルテ)」(船橋市本町4-39-8、TEL080-3348-5915)の店舗前でクレープを販売するキッチンカーが8月9日から稼働、まもなく3ヶ月を迎えるが「夜のクレープ屋さん」として飲食店帰り客の間で話題になっている。

 「夜のクレープ屋さん」とは、オーナーの河村留理子さんの命名。生演奏を聴く事ができるジャズバー「コクリコット」は、常連客の多くが50~60代。「若い層にも店を知ってもらい、音楽を聴いてほしかった。店の前で足を止めるきっかけをつくる為、クレープのキッチンカーを始めてみた」と河村さん。

 コロナ禍の補助金を見込んで新車をキッチンカーに仕立てたというが、結果として補助金は下りなかった。しかし、導入してみた結果、キッチンカー単独での営業成績は上々だという。

 当初は、昼営業も試してみたというが、21時以降になると近隣飲食店帰りのテイクアウト需要が高いことが分かり営業時間を23時までに固定。路面店なので店の前を通る人や車がドライブスルーのように利用する事も多いという。

 キッチンカーの営業を担当するのは、ミュージシャンの間庭美沙さん。現在は、クレープ生地を焼く練習もしているが慣れてきたら電子ピアノなどを積み込んでイベントへの出店も視野に入れている。

 クレープの種類は、ベリーやマンゴーなどフルーツソースやチョコソース、キャラメルソースなどに生クリームを合わせたオーソドックスなものと、バナナを加えたものを合わせて16種類用意。バナナ入りが550円、その他クレープは500円。生クリームをカスタードに変更も可能。プラス50円でアイスクリームもしくはアーモンドのトッピングも。寒くなるこれからの時期はホットワイン提供も予定している。

 同店は、グランドピアノが設置されミュージシャンのギャラとしてミュージックチャージ(3000円~4000円程度)を設定。ピアノやサックスなどのジャズシンガーによる生演奏、生歌などに集中してもらう為の配慮だという。

 「クレープを始めるようになって20組に1組くらいは音楽好きな若い子たちが店に入ってくれるようになった。ジャズを好きになってもらうきかっけになれば」と、キッチンカー営業に手応えを感じている。

 稼働時間は、17時~23時。無休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 昼よりも夜需要が高いことから「夜のクレープ屋さん」

  • グランドピアノがあり生演奏を聴けるジャズBAR

  • 店内で注文する事も可能

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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