2022年11月04日 配信

共催した塚田地区連合自治会と塚田地区社協のメンバーの一部。中央が両会長の川野さん

11/4(金)塚田公民館で「塚田まつり」初開催

「塚田環境フェア」と「塚田福祉まつり」をひとつに

 塚田公民館(船橋市前貝塚町601-1)で10月30日、同館では初となる「塚田まつり」が開催され、1000人を超える参加者があった。

 同館では1995年から「塚田環境フェア」を9月に開催、さらに11月には塚田地区社会福祉協議会(以下、塚田地区社協)による「福祉まつり」を開催してきた。「塚田環境フェア」は環境団体によるパネルの展示、環境に関するクイズ、模擬店などを実施。「福祉まつり」では地域の活動団体による発表の場や、福祉に関する相談コーナー、模擬店などが行われていた。

 これらのイベントの会長を務めるのは、川野友孝さん。川野さんは、塚田地区社協の会長でもあり、塚田地区連合自治会会長でもあることから、「塚田環境フェア」でも「福祉まつり」でも会長を勤めてきた。両イベントにはそれぞれの目的があって開催していたが、ある時、各役員から「開催時期が近いし、まとめて開催したほうがいいのではないか」という提案が。そこで、コロナ禍での2年間開催できなかった期間を経て、両イベントを1つにまとめ、「第1回塚田まつり」として塚田地区社協と塚田地区連合自治会の共催となって開催した。

 「これまで別で開催していたイベントを1つにまとめるにあたっては、2つの組織の間で、まずはすみ分けの確認作業を行った。自治会からは事務局長の元吉さんが、社協では職員の宮田さんががんばってくれました」と川野さん。

 「今回は今までに比べて体験型・参加型のブースが増えました。感染症対策として、飲食は禁止に。塚田小学校・塚田南小学校のおやじの会が軽食販売を出してくれましたが、持ち帰りのみとしました」とも続けた。

 講堂2階では車いす体験、高齢者模擬体験コーナーが。エコバッグ製作コーナーもあり、親子で楽しむ姿も多く見られた。和室には塚田地域包括支援センターなどによる高齢者相談、健康測定などのほか、足つぼマッサージ、子育て相談ブースも。

 児童ホームではハロウィーンにちなんだランタン製作。体育室では「GODAI船橋」のスタッフによるテニスのストラックアウトや跳び箱体験コーナーが、「憩いの家」では心肺蘇生法の体験、展示コーナーでは「クリーン船橋530推進活動」の紹介、塚田地区社協の活動紹介が展示された。 

 また、環境フェアではバザーを行っていたが、バザーに変え、「リユース家電が当たる抽選会」を取り入れた。ペットボトルや牛乳パックを持参することで抽選に参加でき、有志から集まったリユース家電が抽選で当たるものとなる。

 会長・川野さんは「子どもたちも楽しみにしてくれていたみたいで、朝からたくさんの人が会場に足を運んでくださった。入り口で検温をして印を付けてもらっているので人数の把握もしやすくなった。午前中だけでほぼ1000人の来場者があった。模擬店はあっという間に完売したよ」と川野さんは笑顔で話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 心肺蘇生法の体験コーナー

  • 車いす体験

  • キッズコーナーでは高学年も楽しむ様子が

  • ゴミについてのクイズも用意されていた

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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