2022年10月21日 配信

船橋市廃棄物指導課の髙田龍一さん

10/21(金)船橋市役所で「食品ロス削減フェア」開催

規格外野菜や加工品のテイクアウト販売など

 船橋市(船橋市湊町2-10-25)は、10月26~28日の3日間、10月の「食品ロス削減月間」に合わせて「食べもののムダをなくそう!食品ロス削減フェア」を 本庁舎北側で開催する。

 同イベントでは、食品ロス削減に積極的に取り組む市内の生産者、加工品取扱事業者による規格外野菜などの販売や、加工品のテイクアウト販売を行い、各日5~6店が出店する。

 主催する船橋市廃棄物指導課の髙田龍一さんは「新聞やタウン誌やニュース等で、市内の事業者が規格外の農産物を用いて、加工品や飲食物を作っていると知りました。廃棄物指導課としても、SDGs的観点から食品ロス削減に取り組んでいる事業者に対し、PRする機会を提供することで、食品ロス削減に対する取り組みの推進に繋がると考え、今回のイベントを企画しました」と経緯を話す。

 同イベントは、去年開催して好評だった「ふなばしイブニングマーケット」の延長線としながらも、少し観点を変えた趣向となっており、加工品や調理品の販売のほか、食品ロス削減の取組みをしている市内事業者のパネル紹介、規格外の野菜の販売、食品ロスに関するアンケートなどを実施する予定となっている。その他数量限定で、期限が迫った防災備蓄品(飲料水)の無料配布も実施されるとのこと。

 髙田さんは「食品ロス削減は、事業者だけ、消費者だけで成立するものではなく、事業者と消費者が一丸となって取り組むことが大切だと感じています。ぜひ出店事業者の取り組みを見て、話を聞いて、実践できるものは実践して、食品ロス削減に対する意欲関心を深めていただきたい」と呼びかける。

 市では「食品ロス削減推進計画」の一環として、26日から、県内自治体では初となる食品ロス削減無人販売機「fuubo」(フーボ)を市役所地下1階に設置する。fuuboでは「期限切れが近い」「期間限定パッケージを使用している」などの理由で流通できない商品を、希望小売価格よりも3〜9割引で購入することができる。(fuuboの利用には事前登録が必要)

開催日時は10月26~28日、14時30分〜17時(小雨決行)問い合わせ先は廃棄物指導課審査係(TEL 047-436-3814)。

関連サイト:https://www.city.funabashi.lg.jp/kurashi/gomi/013/p108857.html

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「食べものの無駄をなくそう!食品ロス削減フェア」のチラシ

  • 昨年秋開催のふなばしイブニングマーケットの様子

  • fuubo自販機

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