2022年10月12日 配信

リトルベトナムタウン船橋実行委員会メンバー

10/12(水)津田沼PARCOで「リトルベトナムタウン船橋」ミーティング

日越外交関係樹立50周年を視野に各種調整を

 船橋市内及び近郊でかつてベトナムに住んでいた、もしくはベトナムに関わる仕事をしているという人たちが集まり船橋在住ベトナム人の生活環境や就労環境、周辺環境との調整などを目的に「リトルベトナムタウン船橋」実行委員会が立ち上がり10月9日、津田沼PARCO(船橋市前原西2-18-1)でミーティングを行った。

 実行委員会によると船橋市は在留ベトナム人の数が3600人を超え全国でも9位。千葉県内では、千葉市や松戸市を抜いてナンバー1となっている。

 その理由として、「ベトナム人コミュニティを取りまとめているリーダー格の人がベトナム人同士の助け合いネットワークを上手に機能させてる為、他市のコミュニティと比較してとても住みやすい」と、実行委員会呼びかけ人の古井敏博さんが説明。

 そのほか、ベトナム中部の中心都市「ダナン市」と木更津市においての観光商談会が同じく木更津市内のホテル三日月で9月に行われたこと、船橋市の国際交流課に国際交流員としてベトナム人のグエン・ティ・チャーさん(23)が勤務を始めたことなども紹介された。

 また、船橋市内には現在ベトナム料理教室が3件、ベトナム料理店・カラオケ店が14件、ベトナム食材店が7件、日本語学校が3校ありこうした動きはベトナム人コミュニティの拡大に合わせて今後も増加傾向だとみられる事なども共有された。

 日本とベトナムは2023年9月に日越外交関係樹立50周年を迎えるという。実行委員会では、在留ベトナム人がおかれている現状に関する情報共有と合わせ、来年に向けてのイベント企画も話し合った。

 来年開催を想定しているイベントの規模感についても「小規模なものからスタートした方が良いのではないか」、内容については「ただの食フェスにしたくない」「とりあえず盛り上がればいいというようなイベントにしないようにしよう」などの意見が活発に交わされた。

この日のミーティングに参加したのは、以下のメンバー。
・鈴木ひろこ(千葉県議会議員)
・中野陽子(ベトナム情報センター:理事、日本ベトナム倶楽部:共同理事、ベトナムフェスティバル代々木:実行委員)
・伊藤宏美(日本ベトナム同好会:代表、ベトナム語通訳:翻訳者、女優)
・中村仁志(DEPARTURES INC.:代表)
・横溝伶音(フューチャーリンクネットワーク:まいぷれ担当)
・平間慎太郎(元日本語教師、日越カップル)
・山田勇佑(山田税理士事務所:代表、日越カップルTiktoker)
・高橋雅洋(株式会社TK建装:代表、アオザイレストラン:代表、船橋中央ライオンズクラブ:第55代会長)
・古井敏博(株式会社コムコムベトナム:代表)
・山﨑健太朗(株式会社myふなばし:代表、市場カフェ:オーナー)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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