2022年10月04日 配信

「ご飯を作っている時が一番落ち着く」という、宇利さん

10/4(火)クッキングアイドル「うにちゃん」がクラウドファンディング

みんなのウニウニ気分にしたくって

 津田沼駅近くの路地裏にアイドルカフェ「Belle Cafe」と小劇場「Belle Amie」(船橋市前原西2-21-18、TEL047-411-8151)を構えるEASTHOUSE所属のクッキングアイドル「うにちゃん」こと宇利涼加さんが9月30日からクラウドファンディングに挑戦している。

 宇利さんがアイドル活動を始めたのは2017年12月から。友人の「あいのももか」さんに付き添って同事務所を訪れた際、「ソロで活動するよりも、宇利さんとのユニットの方が良いのでは」と、提案を受けたのがきっかけで「タイムロケッツ」としてデビューした。本格的に料理を始めるようになったのは、同社が経営するカフェに立つようになってからだという。うにちゃんの愛称は飼い猫が「うにぃ」と鳴くところから命名。

 持ち前のアイドル気質で「お客さんを喜ばせてあげたい」と料理をふるまっている内、レシピサイトなどを参考に独自に研究を重ね続け「今ではクッキングアイドルとして業界でも注目を集めつつある」と、同社渡邉社長が太鼓判を押すほどの腕前に。

 大学の大学生を経てからのアイドル活動、「料理も化学や物理と同じ要領で何と何を賭け合わせたらこんな味になるって考えると楽しくって」と、宇利さんは笑顔を見せる。実際、現在の来店客は半分以上が宇利さんの料理を楽しみに来店するようになっているという。

 得意料理は「オムライス」。取材日当時の日替わりメニューは「鶏の香味ねぎダレ定食(卵スープ、ごはん付)」。そのほか「カリカリよだれ豚」「ひじきと梅の炊き込みご飯 鶏のさっぱり煮」「柚子胡椒チキン」など和洋問わず豊富なメニューを日替わり提供する。メニューは同店Twitterで毎日公開している。

 「ステージで歌っている時はもちろんアイドルとしてお客さんを楽しませるパフォーマンスに全力投球しています。料理をしている時も、うにちゃんにとってはステージと同じ。でも今のキッチンだとカウンターに隠れてしまって料理しているうにちゃんを皆さんに見せる事ができないんです。うにちゃんの料理でウニウニ気分になってほしいから…社長さんに頼んで厨房を改修してもらうことになったんです」と、クラウドファンディングにかける思いを語る宇利さんは調理中もステージ衣装で厨房に立つ。

 クラウドファンディングが成功すると現在のキッチンスペースが少し後退するかわりに客席スペースが広がるとともに機能性が増し、より調理時間が短縮される見込みだ。さらに、キッチンの壁が取り払われ対面式のカウンターになるため調理している時間も接客に充てられるようになるという。クラウドファンディングプラットフォームは、アイドルやアーティストなどの活動支援に特化した「ファンリターン」を活用。

 営業時間は、18時~22時(延長の場合23時まで)月木定休。

■クラウドファンディングページ
年間 3,000食突破のクッキングアイドルが挑戦! たくさんの人に愛情のこもった料理とパフォーマンスが届けられる 愛の溢れる厨房にリニューアルしたいhttps://fanreturn.com/project/205

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • うにちゃんの愛称で親しまれる宇利さん

  • アイドルとしてライブのステージに立つ宇利涼加かさん

  • 得意メニューのオムライス

  • クラウドファンディングを知らせるフライヤー

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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