9/18(日)船橋港親水公園で3年ぶりの「ふなばしハワイアンフェスティバル」
1000人を超えるフラガールと35の出店でにぎわう
東日本大震災が起きた2011年に始まり、10年を超えて、今も船橋市といわきをつなぐ復興支援のシンボルとなった「ふなばしハワイアンフェスティバル2022」が3年ぶりに船橋港親水公園(船橋市浜町2-1-1)で開催され1万5000人を超える来場者が夏の終わりを楽しんだ。
コロナ禍で開催を中止してきた同イベント。今回は、コロナ前の規模に近い形での開催が実現した。コロナ前はメイン会場「船橋港親水公園」に2ステージ、ららぽーとTOKYO-BAY会場に3ステージ、ビビット南船橋会場に1ステージという規模で開催した。今回はビビット南船橋のステージは削減したものの、フラチーム34団体、ウクレレ奏者8団体、約1000人の演者が登場した。
主催者発表によると今回の来場者は1万5000人以上。第1回イベントからゲスト出演している福島県いわき市のフラチーム「ハーラウラウラーナニ」も出演、「カレッジフラコンペティション2022」の上位入賞校もステージに登場した。
メイン会場には、フードエリア&船橋エリア、ハワイアンエリア、キッズエリアなど35店舗が出店。市内飲食店のオリジナルメニューやハワイアン雑貨などの販売、アクセサリー作りなどができるコーナーが賑わいを見せた。
また、第1回イベントでは東日本大震災の状況を伝える写真展などで参加した陸上自衛隊第一空挺団の出展も復活。自衛隊装甲車の展示や装備品を試着した写真の撮影なども行われた。
メイン会場内のサブステージ付近では、船橋商工会議所青年部が用意した「アンデルセンビール」600本限定販売を実施。市内の「船橋ビール醸造所」で醸造、姉妹都市「オーデンセ市」のあるデンマーク大使館でも高評価を得たオリジナルビールはほぼ完売したという。
「3年ぶりに10回目となる開催。戦争やコロナ、円安など暗い話題ばかりの時期、みんなが笑顔で集まれるイベントが船橋市内では全然開催できなかったが無事開催することができて良かった」と茂木智広実行委員長。
挨拶に駆け付けた松戸徹市長は「このエリアはここからの5年で、一番景色が変わる場所。アリーナができ、大きな公園もできる予定。今後は、このフェスティバルで来場された方の楽しみもますます増えるでしょう」ともコメントした。
茂木さんは「来年以降、イベントとしてはベイエリアの都市改革に合わせて連携を取りながら、これからの10年に繋がる形を模索していきたい。漁港にも協力してもらい、船上ステージを作るもの良いなと思っている」と話し、「運営体制は商工会議所青年部と協力し、より船橋の経済に貢献できるようなイベントに育てていきたいと思ってます」とも続けた。
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