2022年08月14日 配信

船橋市提供。整備後のイメージ

8/14(日)JR京葉線・南船橋駅南口に新たな駅前広場

8月30日午前7時に供用開始

 JR京葉線・南船橋駅南口に新たな駅広場が8月30日午前7時から供用開始となる。

 船橋市では「臨海部の玄関口にふさわしい魅力あるまち」を形成するため、JR南船橋駅の南口市有地の活用を進めている。令和2年に発表された土地利用計画ではA街区~E街区の中に、共同住宅、商業施設、広場、特別養護老人ホーム、児童相談所を設けるほか、新しい駅前広場の計画があがっていた。

 駅前広場の面積は約4,400平方メートル。活用としては、「にぎわいの創出と回遊性の向上」を目指し、商業施設や広大な広場などを民間事業者と連携しながら整備している。令和3年度から、駅前広場や道路の整備を進めており、今回、駅前広場と道路の一部を先行して供用開始することとなった。道路および電線共同溝整備工事に投じる事業費は8億1400万円となる。

 駅前広場は電線を地中化。良好な景観の京成や都市防災の機能強化を図るという。歩道は保水性舗装をすることで、路面温度の上昇を抑制し、ヒートアイランド現象の緩和など、環境にも配慮しているという。

 駅出入り口を出てすぐの場所に路線バス乗り場2カ所、その横にタクシー乗り場2台分、タクシープールは10台分を確保する。仮設で身体障がい者用の駐車場も設ける。

 駅前広場の一部では、引き続き、駅構内から商業施設を結ぶペデストリアンデッキの整備が民間事業者によって予定されているほか、JR南船橋駅南口市有地内の駅前広場周辺の道路についても、令和5年度中の供用開始に向けて、引き続き整備を進めていく。

 「今後も、交通の円滑化や安全な歩行空間の確保など、道路整備を計画的に進め、安全・安心に暮らせるまちづくりを推進していく」と道路整備課の担当者。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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