2022年07月26日 配信

ゴミ拾いを終えて ※撮影用にマスクを外しています

7/26(火)「家庭倫理の会」がふなばし三番瀬でゴミ拾い

船橋市のマイクロプラスチックゴミ出前講座とともに

 「健全な家庭を推し進めること」を目的に活動している「家庭倫理の会」が「ふなばし三番瀬海浜公園」(船橋市潮見町40)で7月24日、船橋市の出前授業でマイクロプラスチックゴミについて学び、三番瀬のゴミ拾いを行った。

 家庭倫理の会はこれまでも「よくする活動」と題して、「自分をよくする」「家庭をよくする」「地球をよくする」「日本をよくする」「地球をよくする」をモットーに勉強会やセミナーなどを開催している。

 同会会長の岡コマエさんは、船橋市環境審議会の構成委員でもあり、その活動を通して市のふなばし三番瀬クリーンアップや出前授業を知り、同会に持ち帰ったという。青年委員長を務める大塚澄玲(すみれ)さんたちと、同会でも「1年に1回、三番瀬の清掃をしよう」という話になり、今回の開催に至った。

 ゴミ拾いをする前に、船橋市役所環境保全課課長の西村浩さんによる「マイクロプラスチックについて」の出前授業が行われた。小さくなったプラスチックの中でも5ミリ以下のものをマイクロプラスチックということや、プラスチックは分解されないので海に溜まってしまい、生き物が食べてしまう被害があることなどの話があった。

 西村さんは「私たちができることとして、使い捨てプラスチックの仕様の削減や、プラスチックゴミが海や川に流れないようにすることが大事です」と締めくくった。岡さんは「ゴミ拾いという活動をする前になぜゴミ拾いをするのかを理解することが大事ですよね」と話す。

 同日の参加者は29人。県内在住の男性は「ふなばし三番瀬に来るのは初めてで、とてもいい場所で、ゴミ拾いをしていても気持ちいいなって思いました」と感想を話す。

 「思っていた以上に海にゴミがあることに驚きました」と大塚さん。「夏はよく遊びに来る場所なので、自分たちもゴミの取り扱いには気を付けたいですし、このような活動を今度はもっと参加人数を増やしてできるようにしたいと思いました」と今後の意気込みを話す。

 「まなび」「あそび」「しつけ」を3本柱に、子どもの情操教育にも取り組んでいる同会は、ほかにも海老川の清掃などの活動も続けているという。岡さんは「これから育つ子どもたちのためにも、船橋をきれいにしたいですね」とゴミ拾いへの思いを話す。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 岡コマエさん

  • 出前授業の様子

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