2022年06月06日 配信

自称・「船橋の寅さん」のぽっくんさん

6/6(月)二和西の押木養鶏場に自称「船橋の寅さん」が移動販売で出店

押木養鶏場の卵を使ったメニューを展開

 養鶏農家が運営する直売所「押木養鶏場」(船橋市二和西5-8-5)に「自称『令和の寅さん』『船橋の寅さん』が移動販売をしている」と直売所を利用する来店客の間で話題にのぼっている。

 移動販売は「ありんこ」という名称。従事するのは、高根木戸駅近くで2015年に人相の悪いたこ焼き屋「ぽっくん」を経営していたぽっくんさん。18才でキックボクシングの選手としてデビュー、26才まで選手として活躍していたという。27才で社会にデビュー、「遅すぎたスタートの自分に仕事を教えてくれたのは的屋の親分でした」とぽっくんさん。独立するまでみっちりと移動販売の出店ノウハウを仕込んでもらったという。

 43才になり親分のもとから独立。若い頃所属していたボクシングジムのトレーナーと「たこ焼き屋ぽっくん」を開店した。ボクシングだけでなく「たこ焼き」に関してもジムのトレーナーに師事してプロデビューした。

 「ぽっくん」を営んでいた店舗を2年前に知人に譲り、旅に出た。旅から戻って仕事を再開しようと考えていた時にキッチンカーを営んでいる梨農家・芳蔵園の加納智恵さんに出会った。出店場所について相談したところ「押木さんに相談してみては」と、現在の場所を勧められた。また、情報発信についても「InstagramなどのSNSを活用してみては」と、使い方などの指導を受けている。

 「出店場所に困っている時に相談したら、芳蔵園の奥さん(智恵さん)も押木社長も快く協力してくださった。押木さんの卵を食べてみて濃厚な美味しさにビックリして卵を活かしたメニューを提供しようと決めました」と、二人の恩人との出会いを振り返る。放浪癖のある父を心配して一人娘のちあきさんも看板娘を買って出た。

 同所での出店は、3月上旬から開始。押木養鶏場の卵を使った「エッグマフィン」「目玉焼きソバ」(いずれも200円)と「チェダーチーズホットドッグ」(250円)、「ヤキソバ」「ナポリタン」「アンバター」「ウインナー」「タマゴ」という5種類のコッペパン(いずれも110円)。いずれも卵は押木養鶏場のものを使っている。6月中旬をめどにドリンクやかき氷の販売も開始するという。

 出店時間は、9時~12時ごろまで。雨や風がひどい日は休みを取ることもあるという。連絡はInstagramのダイレクトメッセージから。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 看板娘を買って出てくれた愛娘ちあきさんと二人三脚で営業

  • 押木養鶏場の卵を使ったエッグマフィン(200円)

  • 5種類のコッペパンを販売

  • 農産物だけでなく、加工費にゃ土産も扱う押木養鶏場

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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