2022年06月06日 配信

6/6(月)京成船橋駅近くにイタリアンレストラン「trattoria PIGNA(ピンニャ)」

市川市内から移転してきた気軽に野菜を楽しめるイタリアン

 京成船橋駅から徒歩1分の新しいビルに落ち着いた雰囲気で野菜を楽しめるイタリアンレストラン「trattoria PIGNA」(船橋市本町1-8-2、TEL070-8964-4845)が市川市内から移転、4月20日にオープンした。

 テーブル席に4席のカウンター、2人用のカウンター席など合わせて18席、店内は約25坪。店内の内装はコンクリート打ちっぱなしの壁にむき出しの配管という最近流行のスケルトンスタイル。

 同店のオーナーは、渡邉浩さん(36)。高校を卒業して市川・船橋市内を中心に活動する業務用の酒問屋に就職。約7年勤務して飲食業界に転向。船橋駅北口にある「ピッツェリア347」に入社、経営母体のユニマットグループ内で焼肉店や、都内のカフェ業態などを経て更に修行を積むべく居酒屋業態を多く経営するチェーンに転職、生パスタなどを提供する業態で修業を積んできたという。

 ここで妻でパティシエの茉希さん、一緒に独立し料理長を任せている一戸(いちのへ)拓哉さんと出会う。33才で同社を退職、市川市内で知り合いの経営者から委託を受ける形で起業。

 2年ほど経営した頃、コロナ禍がやってきた。委託元企業の経営不振もあり、業務の見直しが生じ、市川の店は閉鎖することになったという。出店先を探している中で京成船橋駅近くに物件を見つけ移転。厨房機器など必要な道具は前の店から移設してきたという。

 食材の仕入れは産地の農家から直接仕入れている。妻の実家がある「そうさ市」のおじが経営する農家から野菜を、米は減農薬栽培で育てた新潟のコシヒカリを使っている。そのほか、船橋産の小松菜やホンビノス貝なども利用。メニューの中に各種の厨房で学んできた技法を盛り込み自然な形で野菜を採り入れる。

 ランチ時間帯は、2000円のコース(前菜、スープ、パスタ、デザートがセット)料理を提供。プラス1000円で肉料理もしくは魚料理のメインディッシュを加える事ができる。また、日替わりの看板メニューも用意。「旬魚のカルパッチョ」(1320円)「朝獲れヤングコーンのグリル」(490円)「自家製ボイルドハム」(1200円/100g)「サーモンのマリネ」(1430円)など個別注文も可能だ。

 ディナーメニューは、5000円~8000円程度の価格帯でコースを中心に用意するが、こちらも「アンティパストミスト」「生ハム盛り合わせ」(いずれも1760円)「ピンニャフリット」(660円)などの前菜、パスタ(990円~1760円)リゾット(1100円~2310円)などの主役、「旬魚の藁焼き」(1650円)「伊産 子牛のフィレステーキ」(3300円)など藁焼き、ジェラートなど甘味といったアラカルトでの注文も可能だ。

 酒類はワインを中心に用意。産地や値段ではなく、「どんな種類のブドウを使っているのか」「どの程度の期間熟成させているのか」などを基準に酒屋で得た知識で品揃えするという。

 「料理だけでなく生産者とのつながりも大切にして良いものを残していきたいです」と渡邉さん。「地域での活動にも興味があります、地元の生産者さんとの交流も行っていきたい」とも。

 営業時間は、平日:11時半~14時(ランチ)、17時~22時半(ディナー)。日曜:11時半~14時(ランチ)、17時~20時(ディナー)。火曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 野菜をふんだんに使ったメニュー

  • ゆっくりとした時間を過ごすコースメニューのレストラン

  • 京成船橋駅を降りて徒歩1分にある新築ビルに出店

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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