2022年05月30日 配信

来場者でにぎわう会場

5/30(月)ハンドメイドとアートの「第2回ふなつく市」開催

2日間で船橋ゆかりの作家58組が出店

 船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1 船橋スクエア21ビル3F)で5月28日から2日間に渡りハンドメイトとアート作品の展示・販売会「第2回ふなつく市」が開催された。

 2日間で出店者は58組、いずれも船橋にゆかりのあるクリエーターとなった同イベント。同展の主催は6人のクリエーターからなる「ふなつく市実行委員会」。代表の小山和彦さんは「まだ2回目だが認知度が高まっているのを感じる。クリエーター同士の輪が広がっていてうれしい」と話した。小山さんはグラフィックデザインなど作家活動をするかたわら市内で「つくりて工房」(船橋市宮本6-4-1)を運営し手作り作家の作品の展示販売を行っている。

 実行委員の水野香さんは「今年は去年よりも来場者が多いようです。去年から同市の公式マスコットキャラクター『ふなつく君』のグッズも『可愛い』と人気です」と話した。ラッコをモチーフにした「ふなつく君」のデザインは船橋在住のイラストレーターの安川和恵さん、フェルト人形(展示品)制作は羊毛アーティスト「handmade nonnon」伊澤功子さんによる。

 28日は30組、29日は28組の出店となり、手作り手芸品、書画、工芸品、焼き菓子などさまざま。クリエーター自信がブースに立ち、来場者は直接作品についての話を聞いたり、購入することができる。

 カエルモチーフの手芸品、バリアフリーアクセサリーの制作をする「けろりの雑貨店」の古賀玲子さん(船橋市咲が丘在住)は、ふだんは小さいイベントを中心に活動しているが「ふなつく市では船橋の人にアピールできるし、レベルの高いクリエーターさんたちから刺激を受ける」と話した。

 出店者の中には船橋観光協会と「街ガチャin船橋」のチームも参加。船橋ガチャは現在第2弾を販売中だが、この日は1日限定で第1弾の復刻版のを置き「『第1弾をコンプリートしたかった』というファンがSNSで知り来てくれた」と同ブース出店者の坂本慶一さんは笑顔で話す。ウクライナ支援のガチャは「売上金をそのままユニセフに寄付しています」と小野尾勝彦さん。

 小山さんは「今まで船橋にはこの規模のクリエーターのマルシェはなかったので出店者にも来場者にも喜ばれている。今後は規模を拡大しつつ、続けていきたい」と抱負を話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「ふなつく市」実行委員長の小山さん

  • 「ふなつく市」事項委員の水野さんとキャラクターグッズ

  • 「けろりの雑貨店」の古賀さん

  • 「街ガチャin船橋」チームのみなさん

スポンサードリンク

記事の場所