5/22(日)船橋市内の梨農家で摘果(てきか)作業始まる
品質の良い梨を目指して
船橋市内の梨農家では4月に梨の花の受粉作業が終わり、梨の実がふくらみ始める5月上旬のこの時期に摘果作業が始まっている。
船芳園(船橋市二和東2-6-1)では2センチくらいでまだ緑色の梨の実を選別して、切り落とす「摘果」作業が続いている。
船芳園の加納芳光さんは「1つの果叢(かそう)に4~7個位の実ができるが、その中から傷がなく、形の良い実を残して、他の実は切り落としていきます。品質の良い梨作りには欠かせない作業ですが、見極めが難しいので両親と妻の家族4人で行っています」と話した。
「摘果」作業をしながら、梨の木の成長を確認し、来年使う新梢(しんしょう)も頭に入れつつ枝先まで養分がいきわたるように余分な枝葉を落したり、枝を整えてたりしていると言う。この作業は5月に入ってから始まり、2週間から20日間くらい続くと言う。
「上を見ながらの作業が続くので紫外線から目を守るUVめがねは欠かせません」と加納さん。「摘果」専用のハサミで次々に実を落していく。「まだ小さな実ですが、すでに品種の特徴が出ているんですよ」とも。
加納さんは「今年の梨の成長は例年並みで順調です。袋かけは種類によりますが、6月の終わりまでに行う。収穫時期はこれからの梅雨の状況によるが幸水で8月に入ってからになるのでは」と話した。
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