2022年05月17日 配信

5/17(火)船橋出身アーティスト・恭子さんがメジャーデビュー記念コンサート

船橋在住の作詞作曲家・伊藤薫氏が手掛けた楽曲でデビュー

 JR船橋駅南口の「きららホール」(船橋市本町1-3-1船橋FACEビル6階 市民文化創造館、TEL047-423-7261)で5月12日、船橋出身・在住アーティスト・恭子(本名:高橋恭子)さんが「メジャーデビュー記念コンサート 歌に感謝」を開催した。

 恭子さんは船橋生まれ、峰台小学校を卒業。現在も船橋市内に住む音楽アーティスト。東京音楽大学では声楽科を専攻し、音大卒業後はヤマハ音楽教室で「歌のおねえさん」と講師を勤める。さらに、リトミック講師として保育園などで指導するなど音楽教育に情熱を注ぐ一方、2014年の「ふなばしミュージックストリート」をきっかけにシンガーとしての活動を開始。その後もコンサートを開催するなど、活動の場を広げてきた。

 同日のコンサートには70人ほどが来場。デビュー以前から恭子さんを応援している市内の仲間や、「恭子さんとはご近所さんだ」という人も来場していた。コンサート内で恭子さんは「このコロナでの2年間、音楽をやっている人にとっては地獄のような日々だった。『こんなに音楽業界が大変なときにCDを出し、メジャーデビューするなんてバカじゃないの?』と言われると思うけど、どうせなら、私はしあわせなバカでいたいと思った」と恭子さんは笑顔で話した。

 恭子さんがヤマハ音楽教室での勤務時代に出会ったのが、現在は鳥居音楽教室(船橋市習志野台3-17-21)を主宰する鳥居明美さん。鳥居さんは現在、作曲活動のほか、「歌でシニアの健康を守りたい」と、幅広い年齢層を対象としたカラオケ教室を開催するなどしている。恭子さんと鳥居さんが2人で音楽活動することもあり、鳥居さんは「今回、恭子がメジャーデビューをすることで活動が大変になるかもしれないけど、恭子もやってみると話していたのでデビューを決めた。歌を通して私たちも元気にならないと」と恭子さんのデビューの経緯を話す。

 デビュー曲は「黄昏のメモリーズ」。作詞作曲は船橋在住の作詞作曲家・伊藤薫氏が手掛けた。伊藤薫氏は「ラヴ・イズ・オーヴァー」や「Too Far Away」といった数々の名曲を生み出している。恭子さんは「伊藤先生に『Too Far Away』のような切ない心情を歌った歌をお願いさせていただいた。『黄昏のメモリーズ』は切ない心情や、ひとの芯の強さを歌う素敵な曲になっています。実は今日、お昼間に伊藤先生が会場にいらしてくださって、『こんなにきれいに歌ってくれてありがとう』とおっしゃって。とてもうれしかったです」と恭子さん。

 コンサートでは恭子さんは1時間のステージで新作CDに収録している3曲を披露。さらに、2020年に千葉県警船橋東警察署から「特殊詐欺撲滅ソング」制作の依頼を受けて作った「みんなのちからで~オレオレ!ダメダメ!」も歌唱。時おり、ダンサーの栗山覚さんが恭子さんの歌に華を添えた。そのほか、ゲストとして、山大樹さん、朝霧文さん、たかヒ~☆田島さんもステージを盛り上げた。

 佐倉市から来場していた薄井さんは「恭子さんのファンとしては新参者ですが、恭子さんを応援したくて手作りの応援ウチワを作って駆けつけました」と話す。来場者の中には「生で聞いた歌声は、これまで動画などで聞いていたものとは全然違った。恭子さんの凄さを改めて感じることができた」と話す人もいた。

 メジャーデビュー曲「黄昏のメモリーズ」を収録したCD「黄昏のメモリーズ」は、現在、タワーレコード、ビッグカメラ、Amazon、iTunesなどで販売中。楽曲3曲に加え、3曲それぞれのカラオケバージョンを収録。販売価格1300円。CDにはカラオケ用歌詞カードも付いている。

関連サイト:https://lala-kyoko.net/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 左から2番目が鳥居明美さん。ステージを共に盛り上げたゲストと

  • お手製の応援ウチワを持参して応援に駆けつけた来場者

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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