2022年04月12日 配信

同店店長の金子亮太さん

4/12(火)西船橋駅から下総中山方面・国道14号線沿いに移転したドローン専門店「GS RTA」

全国的にも珍しい実店舗のドローン専門店

 原木インター近くに店舗を構えていたドローン専門店「ドローンショップGS RTA」が5年程営業してきた店舗を閉鎖、国道14号全沿いの新店舗(船橋市西船5-10-9、TEL080-1334-2624)に移転して今年4月から本格稼働している。

 同店の店長は、金子亮太さん(33)。同店は、西船橋駅周辺に現在7店舗を展開している「カット屋ジョニー」や、京葉道路・原木インター近くで中古車販売事業「ラビット」のフランチャイズ店運営の「ゴールドストーン」(代表:金子敬さん)のグループ企業。

 店舗面積は、約30坪。もともとアパート用に貸し出していた物件をリノベーション、店舗として活用。入口左手には同店が経営を開始してからこれまでに扱ってきた歴代ドローンが展示され、秘密基地や研究施設のような雰囲気を演出している。

 入口右手がパーツなどの売店スペース。レジ横の大型モニターでは、ドローン訓練用ソフトの体験や練習、専用ゴーグル装着時の映像を共有することもできるようになっている。また、店内はドローンやパーツの販売スペースだけでなく、テストコースとしても活用できるようレイアウトの工夫がされている。

 同店で取り扱ってる商品は、専用ゴーグルを装着して操作する「FPV」と呼ばれるタイプの小型ドローン。ドローン本体が撮影した映像を5.8Ghz帯の周波数を使ってゴーグルなどのモニターに共有する為、個人利用での飛行でも「アマチュア無線4級」以上の資格が必要になるという。

 初心者がとりあえずドローンを始めるのに必要なものが揃ったキット(2万円程度~)から、トップスピードが時速200キロを超えるプロ競技者向けドローンまで幅広く取り扱っている。

 「競技用などのドローンは一般のユーザーさんが多い。これから始める方や初心者の相談、部品一つ一つの販売まで全て対面で対応しているドローン専門の実店舗は日本国内では当店くらいだと思います」と、金子さん。商品アイテム数は約1万点、100種類を超えるパーツが常備されているという。

 また、「農業や宅配などの産業用ドローン分野では、商業利用を視野に入れ大手が次々参入し、商品開発が進んでいます。しかし、趣味や競技などに使われる小型ドローンの分野は法規制なども厳しく、海外商品をそのまま国内で使う事ができません」と実情を話す。「さらに、今年6月からドローン飛行に関わる法律が変わります。これからドローンを始めようという方、詳細については早めにご相談ください」とも。

 現状、200グラムまでのものであれば特別な許可を得なくても飛行させる事が出来たものが6月20日以降は、100グラム以上のドローンを飛行させる際に機体の登録とリモートIDの発信義務が生じるようになるという。技術革新が早く、随時法律整備も行われている最中のドローン業界、「細かい相談に乗ってくれる実店舗の存在は心強い」とネット上でも評判を得ている。

 営業時間は、10時~19時。月曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店内では、ドローンの練習用ソフト体験も

  • 国道14号線沿いの目立つ建物に移転

  • 入門用のセットも用意されている

  • 細かい部品から取り揃えている

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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