2022年04月10日 配信

「樹名板づくり」に参加した団地住民の2人

4/10(日)船橋・芝山団地で団地の植栽に親しむイベント

「UR都市機構」が地域と連携して開催

 芝山団地(船橋市芝山)で芝山団地の植栽に絡めたイベント「樹木に親しもう!」が4月9日に開催され、団地住民をはじめとした近隣住民が参加した。

 同イベントの主催はUR都市機構(以下、UR)。URが芝山団地自治会、芝山団地商店会、地域にある介護福祉施設「つばさの杜」の協力を得て、開催した。イベントは「樹名板づくり」と「謎解きキーワード探し」といった2つの催しが用意され、いずれも参加無料となった。

 UR都市機構東日本賃貸住宅本部千葉エリア経営部ウェルフェア推進課主査の関井千尋さんは「このコロナ禍でみなさん、外に出る機会が減ってしまった。芝山団地の中にある豊かな植栽を愛でながらお散歩をしていただけたらと思って、このように企画しました。今年1月には『芝山団地 植栽めぐりMAP』も発行したんです」と話す。

 植栽に親しむイベントとして用意した、団地にある樹木に掲げるための木の名札「樹名板」を作るイベントは、第二集会所を会場とし、親子で参加した人や団地内を散歩中にたまたま通りがかって参加した高齢者など幅広い年代の人が参加し、思い思いの樹名板を作成した。

 「謎解きキーワード」は芝山団地内や芝山団地商店会内の店舗店頭などに貼り出されたキーワードを、植栽を見ながら探し、キーワードを完成させて受付に持っていくと先着50人に景品がプレゼントされるというもの。親子で参加していた家族は「団地の住民ではないけれど、商店会で買い物をしたら教えてもらって参加してみた」と話した。

 URの団地マネージャー・半澤勝教さんは「団地と、地域の自治会さん、商店会さんなど地域のみなさまに協力を得られる関係性を築いていきながら、コロナ禍でも外に出て楽しめる機会をどんどん作っていきたい」と話す。

 なお、URでは、同社が管理する行田団地で5月14日に、塚田地区の地域包括支援センター、消防署、団地自治会、地元のカフェとも連携したイベントを開催予定。元料理人である自治会会長が淹れるコーヒーも提供されるほか、ベランダにある緊急避難用の仕切りを蹴り破る「蹴破り体験」、地域包括支援センターが協力して健康チェックなども行われる予定。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 第二集会所がメイン会場となった

  • 参加者が作った樹名板

  • 左がUR・関井さん、右がUR団地マネージャーの半澤さん

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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