2022年04月07日 配信

パワールさん(右から2番目)とスタッフの皆さん

4/7(木)船橋・仲通りの「インド料理ガンディ」がリニューアルから4カ月

北インドの田舎をイメージした店内壁画に常連客も驚く

 JR船橋駅から徒歩3分、仲通り商店会にある「インド料理 ガンディ」(船橋市本町4-42-4、TEL 047-424-5036)が店内をリフォームし、2021年11月15日にリニューアルオープンしてから4カ月が経ち、店内の壁一面に描かれたインドの風景が評判になっている。

 同店は約25年前に開業。昨秋から2カ月半をかけて店内をリニューアル。入口の看板テントは以前と同じデザインで新調したものの、外観はほぼ以前のまま。しかし「店内に入ったお客さんが店を間違えたかと慌てて出ていきそうになったことがある」と、店長のパワール・ビィジェバルさん(38)が話すほど、店内はリニューアルされている。

 店内面積は約17坪。リフォームにより客席を広くし、席数は以前より3席少なくしている。現在は4人席5卓、2人席5卓にカウンター席が3席となる。メニューはリフォーム後も以前と変わらない。 

 何よりも変わったのが、店内の壁だ。店長・パワールさんは「最初は壁紙を貼る予定だったが、リフォーム会社のスタッフに壁画を描けるネパール人がいたので、イメージを伝えて10日間ほどかけて描いてもらった」と話す。

 描かれているのはインドの風景。3枚の絵のうち2枚はパワールさんの出身地である北インド・ウッタランチャル州の田舎の風景をイメージしたものでヒマラヤ山脈も描かれている。もう1枚は世界遺産に登録されているタージ・マハル。タージ・マハルはムガル帝国の皇帝が亡き妻のために建造した墓廟であるが「インド人にとってタージ・マハルは愛のシンボル。インド人に人気のある場所で私も行ってみたい場所です」とパワールさん。天井には青空が描かれ「前より明るくなった」と言われることが多いと言う。

 11時~14時30分のランチタイムのセットは日替わりカレーのセット(890円)とスペシャルランチメニュー(1,080円)のほか、メニューは多数。ディナータイム(17時~22時)も同様で、金曜のディナータイムだけ、数量限定メニューとして伝統的な宮廷料理「ダム ビリヤニ」(飲み物、デザート付き。1,490円)を提供。これを目当てに毎週通う人や、同店に20年以上通う常連客もいるという。

 パワールさんは「とにかく本場の味を一回食べてみてほしい。辛さは調節できます」と話す。テイクアウトメニューは3種類(700~980円)用意する。月曜定休、祝日の場合は営業。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 北インドの田舎をイメージした壁画

  • 北インドの自然風景。遠くにはヒマラヤ山脈

  • 看板テントは新しくなったが外観は以前のまま

  • 水曜日はカレー「サヒ コルマ」のランチセット(890円)

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