啓発品の配布を行う神尾署長と佐藤署長

4/3（日）船橋駅北口のデッキ広場で「春の交通安全キャンペーン」

「20歳のソウル」出演の神尾楓珠さんら1日署長に

　船橋駅北口のデッキ広場で4月3日、「春の全国交通安全運動」（4月6日～15日）に向け、船橋警察署、船橋東警察署による「春の交通安全キャンペーン」一日警察署長委嘱式が行われた。

　朝から雨が降りしきる1日だったがイベント開始直前に雨が止み、キャンペーンは船橋警察署長のあいさつでスタートした。松戸市長のあいさつ、来賓者の紹介のあとには、市立船橋高校（以下、市船）吹奏楽部の絆が生んだ実話を基にした映画「20歳のソウル」に出演する神尾楓珠さんと市船OGで同作の主要キャストに抜擢された佐藤美咲さんが、一日警察署長を務める委嘱式が行われた。

　本来は市船吹奏楽部による、同部に受け継がれている応援曲「市船soul」の生演奏が披露されるはずだったが、雨天のため準備ができず中止に。委嘱式は、船橋警察署長から神尾楓珠さんへ、船橋東警察署長から佐藤美咲さんへ、委嘱状の交付とタスキ掛けが行われた。

　神尾署長から「2つのお願いをしたいと思います」と前置きがあり、「1つ目のお願いは今回のスローガン『手を上げる　子どもはあなたを　信じてる』に込められた思いの実現です」と話し、「2つ目のお願いは、飲酒運転の根絶です。船橋市内ではさまざまな対策を推進していきます。交通事故を1件でも減らすため、道路を利用する皆さんの安全と大切な命を守る活動へのご理解をよろしくお願いします」とあいさつがあった。

　佐藤署長からは「ゼブラストップ」活動のお願いとして、「横断歩道で車の運転者が注意することを覚えやすくまとめたものです」とゼブラストップの説明があり、横断歩道上における安全確保について、ドライバーと横断歩行者双方の注意が必要であることが伝えられた。さらに来場者の市民とともに写真撮影が行われ、啓発品の配布が行われた。

　映画「20歳のソウル」は、今年初夏、全国ロードショーが決まっている。

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