2022年03月05日 配信

「船橋エリアコトづくりチーム」のメンバー。左が荻野さん

3/5(土)JR西船橋駅で船橋のイチゴ販売会「エキナカ市場 at 西船橋駅」

地域の魅力を広めたい駅社員が企画

 JR西船橋駅(船橋市西船4)の駅改札内で3月4日から「エキナカ市場 at 西船橋駅」と題し、船橋市内のイチゴ農家のイチゴ販売会が3日間限定で開催されている。

 同イベントを企画したのは、JR東日本千葉支社内で結成された「船橋エリアコトづくりチーム」の西船橋駅駅社員ら。「船橋エリアコトづくりチーム」はJR船橋駅と西船橋駅の駅社員から成るチームで、船橋の地域の人とJRが共創して地域活性化に取り組む一環として「ふなNews」を発行している。

 西船橋駅のメンバーは「駅のある船橋や周辺の地元の魅力を、地域の方や駅を利用される方にもっと知っていただきたい」と、昨秋に駅ナカで梨の販売会を行った。JR西船橋駅社員の荻野結衣さんは「駅のすぐ近くにイチゴの生産者さんがいらして、イチゴをいただいたらとてもおいしくて感動した。こんなにおいしいイチゴがすぐ近くで買えることを知らない方もまだまだ多いようなので、ぜひ知っていただきたくて企画しました。私は地元が船橋ではないし千葉市在住ですが、船橋は駅の近くにもたくさん魅力があるので紹介していきたいです」と笑顔で話す。

 駅改札内コンコースに特設ブースが設置され、「JAいちかわ船橋経済センター」と「JAちば東葛西船地区経済センター」が並んでイチゴの販売を行った。5日は14時から販売が始まると、コンコースを行き交う人も立ち止まり、買い求める人の列ができた。

 販売会に先立って、「船橋エリアコトづくりチーム」の西船橋駅メンバーは、「ふなNews第3号」を制作・発行。制作は荻野さんが自分でデザインやレイアウトも担当した。「農家さんにもお会いして、取材にも行かせていただきました」と荻野さん。

 誌面では「ななちゃんのいちご畑」(船橋市三咲)、「森田農園」(前原西)、「石井農園Erdbeere」(本郷町)の3つのイチゴ園を紹介し、さらに「船橋ビール醸造所」(西船)では石井農園のイチゴを使ったクラフトビール「Strawberry Drop」や「麗しのいちごパフェ」が味わえることも紹介している。同誌は駅構内などで配布した。

 さらなる告知のために「イチゴ」を目立たせる方法はないかとみんなで考え、2月上旬から駅ホームへの階段にイチゴの装飾をし、駅ホームの2番線・3番線の間の表示パネルには時々イチゴのモチーフが表示される仕様に。顔出しパネルも手作りするなど駅の中をイチゴで溢れさせた。

 JR東日津田沼地区指導センターの小山内朋哉さんは「社員が自主的に動いて企画しています。スペースはありますので、今後も販売会をやって行く予定です」と話した。

 会期は3月6日まで。6日は14時から開始し、なくなり次第終了する。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 販売会の様子

  • 駅の至るところにイチゴが

  • 電光掲示板にもイチゴが出現

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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