2022年02月11日 配信

2/11(金)ふなばしアンデルセン公園近くの農産物直売所「フナベジ」が開店

内装イメージを一新、2月5日にグランドオープン

 ふなばしアンデルセン公園近くで長く営業を続けてきた農産物直売所「味菜畑(あじさいばたけ)」の経営を引き継ぐ「フナベジ」(船橋市豊富町1482-235、TEL047-456-2750)が2月5日から営業を開始した。

 「味菜畑」は、千葉県内の生産者約60件で組織される出荷組合「船橋農産物供給センター」の直売所として2005年8月18日に開設。その後、「味菜畑」の営業を分離する形で、10年前に前代表の飯島さんが運営を引き継いだがこのほど「味菜畑」を事業売却、飯島さんは新しい運営会社「エフアイティ」の代表取締役会長として経営に参加。実務は、同社の代表取締役社長・井嶋武洋さん(50)が担当する。

 「フナベジ」では、フランスの朝マルシェをのような「写真映え」を意識。今回大きな内装工事などは行わず、カゴや木箱を使った商品陳列やポップ活用などを中心にイメージチェンジを実施。

 今回のリニューアルで最も力を入れたのは、来店客への訴求力の強化。イラストの入ったポップは見た目のかわいらしさだけでなく、野菜の持つ栄養価やメニュー提案などに力を発揮するという。

 また、大手通販会社グループ出身という井嶋さんの経験を活かして情報発信も多用。近隣施設で観光客も多く訪れる「ふなばしアンデルセン公園」利用の子育て世帯や若い主婦層などに対し、WEBやSNS中心に訴求していくという。

 想定していた以上の来店客が訪れたオープン初日。前日に各生産者が通常よりも多く出荷してくれたという農産物は午前中には欠品のものも。新体制移行にあたって野菜以外の商品を50品目以上リストラ、野菜の直売所としての色を濃くするため100種類以上の野菜を陳列したという。

 「先着100人分を用意したエコバッグは、開店から1時間もしない内になくなってしまった。多くのお客様に愛され、農産物の価値を伝えられるお店として農家を支えていきたい」と井嶋さんは意気込みを見せる。

 営業時間は、10時~17時。定休日は、年末年始。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 経営を引き継いだ井嶋さん

  • 珍しい農産物にはレシピや詳しい紹介も

  • マルシェのおしゃれなイメージを採り入れたリニューアル

  • イラストも入って分かりやすいポップに変更

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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