2022年01月30日 配信

創設45年目に全国制覇を果たした習志野台ワンパクズ

1/30(日)船橋の少年野球チーム「習志野台ワンパクズ」が全国制覇

創設45年目の快挙、参加1330チームの頂点に

 船橋市内に本拠地を置く少年野球チーム「習志野台ワンパクズ」が1月15日・16日、明治神宮球場で行われた「第15回ポップアスリートカップファイナルトーナメント」で参加1330チームの頂点に輝いた。

 同トーナメントは、無料で参加できる学童野球大会では国内最大級の大会。昨年はコロナ禍で全国大会の開催がなかったというが、今年は2年ぶりに全国大会を実施。10地区の代表12チームがトーナメント形式で試合を行い優勝を決定した。

 決勝戦は、関東第2代表の「習志野台ワンパクズ」(千葉県)と、関西第1代表の「志津少年野球部」(滋賀県)の対戦。試合は1回裏の攻撃、ランナー1・2塁で4番打者の野木瑛太選手(6年生)に。2ナッシングと追い詰められたところからのスリーランホームランで先制、次いで2点を追加、初回5点の大量得点を奪い7対1で勝利を決めた。

 「初回の5点で安定した試合運びになった。創部以来5回目の全国大会出場で初の全国制覇になりました」と、今シーズンから監督に就任した岡田徹さん(45)。

 同チームは、毎週土・日に練習。ほぼ毎週午前中は試合を入れ、午後は夕方まで練習するという。練習会場は、高根台第二小学校や坪井町の日産化学グラウンドなどで実施。

 指導者は昨年まで監督を務めていた野田総監督、今期12代目監督に就任した岡田さんに加え、保護者や卒団生の保護者など20人以上が指導にあたるという。

習志野台地区の野球好き達が立ち上げたワンパクズ

 同チームの創立は、1976年。「習志野台地域の町会・自治会の野球好きたちが立ち上げたのではないか。設立当時のメンバーが誰も残っていないので詳細はわからないのですが」と、チームと同級生になる岡田さん。自身も7年前、長男とともに全国大会3位に入賞している。長男卒団後もチームスタッフとして土日を指導に充ててきたという。

 伝統的に守備と走塁を重視。市内の学童野球大会でも常に上位に入賞し、優秀な選手を多数輩出してきた。かつての卒団生には現在ヤクルトスワローズ所属の長岡秀樹選手(20)も。

 今期キャプテンを務めている法量章太郎選手(6年生)は、12球団ジュニアチームナンバーワン決定戦「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2021」に出場する「マリーンズジュニア2021」に、応募632人から選出されている同年代の注目選手。

 「今年全国優勝したので来年は全国大会出場が決まっています。しかし、今年の6年生が卒団すると新6年生は7人だけ。新2年生まで含めてもメンバーは25人になってしまいます」と、岡田さん。創立以来の念願を果たした直後、来季からの継続的な活躍に向けて選手層の増強も重要な課題になっている。

 「2月20日に坪井町の日産化学グラウンドで10時~12時、体験会も実施します。野球が好きな子ども達、全国を経験したいという選手は気軽に参加してみてください」と岡田さん。連絡先は、以下のリンク先から。

習志野台ワンパクズ公式ホームページ 習志野台ワンパクズ公式ホームページ – ~ただいま選手募集中!! ☆お気軽にお問い合わせください☆~ (jimdofree.com)

くら寿司トーナメント第15回ポップアスリートカップファイナルトーナメント決勝戦の動画 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ワンパクズナインとチームスタッフ、保護者たち

  • 勝利を決めたワンパクズのメンバー

  • 野田総監督の指導を受ける選手たち

  • 先制のスリーランホームランを放った野木瑛太選手

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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