2022年01月23日 配信

「ハレマルブックス」店主の石田淳美さん(左)とJS日本総合住生活の菅谷和真さん(右)

1/23(日)習志野市の「Join Spot 袖ヶ浦」で「ウラ庭おやこ古本市」

子ども店主による古本の販売 

 習志野市「袖ヶ浦団地ショッピングセンター」隣りにある「Join Spot 袖ヶ浦」(習志野市袖ヶ浦3-5-3、TEL080-4781-4010)で1月22日、子どもが店主となり家庭にある古本を販売するイベント「ウラ庭おやこ古本市」が開催された。

 「Join Spot 袖ケ浦」の運営は集合住宅の管理を行う「JS日本総合住生活」。2021年4月のオープン以来、コワーキングスペースの提供やイベントを毎月開催するなどしている。

 約90坪の施設内には人工芝エリアとウッドデッキエリアに分かれ、テントやアウトドアチェアで読書をしたり、仕事や勉強、打合せなどに利用する人もいる。コワーキング利用可能時間は月~金曜の10時~17時。30分100円、1日1,000円で利用可能。

 この日は、移動本屋「ハレマルブックス」主催の「ウラ庭おやこ古本市」が開かれ、7組の親子が出店者として集まった。各家庭からおすすめの絵本や古書を持ち寄り、恥ずかしながらも来場者に声をかけていく子どもたちの姿が見られた。

 「子ども店主さんが『これ面白いよ』と本を紹介してくれたので購入しやすかった。本の状態も良いものばかりで、自分が気になっていた本もあったので嬉しい」と来場した30代の母親。

 「ハレマルブックス」では、日本の絵本のほかに海外のものや洋書も取りそろえる。実店舗を持たず、普段はイベント出店をメインに活動する中で「子どもに実際のお金を使って商いをする体験をさせてみたい」という来店者からの声を受け今回の開催を決定したという。「絵本は子どもだけのものではなく、大人が読んでも楽しめます。絵本に触れる時間を通して、親子の時間を楽しんでもらえれば」と「ハレマルブックス」店主の石田淳美さん。

 同所運営担当の菅谷さんは「この地域には、地域を良くしていきたいという思いのある方たちがたくさんいます。この場所を使って、みなさんのやりたいことを実現するお手伝いができると嬉しい」と話す。

 2月からは「放課後ジョインスポット」として小学生以上の子どもたちを対象とした遊び場の開放を行う予定。小学生1人でも入場でき、放課後の子どもたちの居場所として室内プレーパークを提供していく予定。開催時間は火・水・木曜=15時~17時。幼稚園~大学生までは入場無料、大人30分100円。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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