2022年01月22日 配信

オーナーの石原真白さん

1/22(土)高根公団駅近くのスナック通りに肉のデリカテッセンとハイボールのBAR「MASHIRO」

千葉県匝瑳市出身の石原さんが開店

 新京成電鉄の高根公団駅から3分ほどの場所・スナックが多く集まる繁華街の一角に肉のデリカテッセンとハイボールを提供するBAR「MASHIRO」(船橋市高根台7-13-3、TEL080-4003-3443)が昨年12月10日に開店、1ヶ月が経過した。

 同店のオーナーは、石原真白さん(29)。以前、「新疆(シンチャン)料理店羊肉大串 風(かぜ)」があった場所で、前店のオーナーが体調不良を理由に店を閉め沖縄移住することを聞きつけ居抜きで開店する事になった。店舗面積は、約8坪。店内はカウンター7席、テーブル2卓・4席の計11席。

 1ヶ月ほどかけ石原さんが自身で手掛けたという内装は、木目を活かしたシックな雰囲気で統一されている。カウンター席がメインの店内は、飛沫防止のビニールカーテンを設置、店主の石原さんの背後には数々のボトルが並び酒好きの心をワクワクさせる演出がとられている。

 同店の経営と並行してケータリング事業も手掛けているという石原さん。得意の洋風総菜(デリカテッセン)から肉をメインにした「肉のデリカテッセン」を看板メニューに、豊富に揃えるウイスキーを使ったハイボールのダブル看板で勝負する。

 フードメニューは、選べるジャーキー、クリーミィポテトサラダ、山盛り麻辣シビレ豆などすぐに提供できる「クイックデリ」(各500円)。「スモークオイスター」(750円)や、修業時代に看板メニューだったカレーに石原さんがひと手間加えた「フルーティ激辛キーマカレー」(830円)など旬や週替わりを意識したメニュー。

 さらに、「鴨パストラミと自家製サラダチキン」(730円)「蝦夷鹿の生ハムと国産生ハムの盛り合わせ」(750円)「猪ミートローフ&熟成肉のパテカン」(780円)など同店の看板メニューとして推している「肉デリ」も提供。

 ドリンク類は、生ビール(650円)やサワー各種(590円)ボタニカルレモンサワー(630円)オーダーメイドカクテル各種(830円)などに「フルーティ」「爽やかテイスト」「濃厚」などのジャンルからウイスキーを選び、割り方とトッピングを選ぶ「クラフトハイボール」(500円~※トッピングなどにより価格が変わる)を提供。

 千葉県匝瑳市生まれの石原さんは「千葉で事業をするのが夢でした。25才から住み馴染みある新京成沿線にいよいよ店を持つことができてうれしい」と、意気込みを話す。

 高校卒業後、「祖母の近くで働きたい」と20才まで「JAちばみどり」に勤務。高校時代アルバイトしていた飲食業での楽しさが忘れられず祖母の3回忌後に都内に転職、シガーバーなど複数店舗を経営するオーナーの元で5年程修業を積みソムリエ資格も取得したという。

 23才の頃、「自分の店を持ちたい」と思うようになりシガーバーの休日を利用してホテルでの仕事も並行した。ここで出会った常連客に「代々木で一緒に店をひらかないか」と持ち掛けられハイボールBARをプロデュース。ジョッキ×ウイスキー×トッピング×割り材などのアレンジを組み合わせ「3000通りのハイボールが飲める店」として打ち出し話題の店に育てたという。

 「角やジャックダニエルなどの一般的なウイスキーからちょっと高級なヴィンテージ、いわゆる『オールドボトル』と呼ばれるものまでそろえています。都内で1000円以上取られるようなものを新京成沿線でリーズナブルに楽しめる事をウリにしていきたい」と石原さん。

 営業時間は、17時~24時。定休日は、月~木、現在営業しているのは金土日の週末のみ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • カウンターメインの店内

  • 肉のデリカテッセンを看板メニューにする同店

  • フルーティー激辛キーマカレー(830円)

  • スナックが立ち並ぶ一角に居抜きで開店

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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