黄色が目立つ外観。入口にはテラス席もある

1/19（水）馬込沢駅近くの「ごはん屋 ON & OFF」再オープン

魚好き店主が地元に念願の店

　東武アーバンパークライン・馬込沢駅から徒歩2分ほどの場所にある「ごはん屋ON & OFF」（船橋市丸山5-32-5、TEL 047-404-9057）が昨年11月26日、営業を再開した。

　同店は2020年12月にグランドオープン。その後2カ月ほどで新型コロナウイルス感染拡大から緊急事態宣言などの影響でしばらく店を閉めていたが営業を再開し、安定して店を開けることができた。

　同店は2020年、市川市南行徳の「ON & OFF」が閉店したのを機に、同店の従業員であった関一正さんが名前を譲り受け、関さんの地元である馬込沢に店を構えた。

　関さんは船橋市丸山生まれ、丸山育ち。法典東小学校、法田中学校を卒業。会社員として県外で働いたこともあるが、高齢の両親を思い約7年前に地元に戻った。

　店内は黒の板張りとグレーを基調とし、落ち着いた雰囲気になる。店舗面積は約8坪。店内には2人掛けテーブル2卓、4人掛けテーブル1卓があり、入口横のテラス席は2人掛けテーブル1卓でペット同伴ができる。ペンダントライトは「海をイメージして選んだ」と関さん。

　関さんの親戚が船橋市地方卸売市場（市場1-8-1）の水産棟で店を経営していることから、その店を手伝っていた経験と関さんの魚好きもあり、メニューは新鮮な魚介類を使った和食が中心になる。

　週替わりの定食と、不定期に変わる一品料理があり、週替わりのメニューはマグロの漬け、炙り、刺身が含まれる「まぐろ彩り御膳」（1,200円）と「まぐろのユッケ丼御膳」（1,100円）。どちらも1月22日までご飯、みそ汁、小鉢4種類が付く。

　一品料理は船橋市場で仕入れる刺身が中心だが、肉メニューも必ず入れているという。米は千葉県産にこだわり、多古町のコシヒカリを使用。「野菜などもなるべく地元産を取り入れ、地産地消を心がけている」と関さん。酒類は、関さんが全国から選んだ日本酒、焼酎などをそろえている。

　「子どもの頃から父親と魚釣りによく行った。新鮮でおいしい魚を食べてきたせいか、肉よりも魚が好きで、海も好き。今でも時々海釣りに行く」と関さん。「高校生の頃から海に関わる仕事や店を持つのが夢だった」と振り返る。

　「ON とOFFを切り替えてくつろいでもらえる場所になれば。気兼ねなく立ち寄ってゆっくり食事してもらいたい」と関さん。

　弁当、貸し切りなどにも対応し、内容は予算に応じて相談可能。1月29日までは「自家製ローストビーフといくらの醤油漬け丼」（1,100円）の提供もある。

　営業時間は火曜～金曜＝16時～21時、土曜＝13時～24時。日曜・月曜定休。フリーWi-Fi完備。

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