2022年01月15日 配信

歩幅を大きくするための運動をする参加者

1/15(土)東船橋の「おおすか整形外科」で継続して無料体操教室開催

「『歩く』のギモン」をテーマに

 JR東船橋駅の南側にある「おおすか整形外科」(船橋市東船橋1-22-8、TEL 047-411-0777)で1月15日、「第36回転ばぬ先の体操教室」が開催された。

 同院では2、3カ月おきに「転ばぬ先の体操教室」と題した市民向けの公開講座を実施していたが、コロナ禍のため回数は減っているものの、コロナ禍においても自分自身で運動を続けて健康な体を維持してもらうため、公開講座を開催している。

 今回のテーマは「答えが見つかる!『歩く』のギモン」。院内で「あなたは何に困ってる?」というアンケートの結果、3位まではブログで回答しているため、4位だった「歩行」について講座を開催することにしたという。

 講座前には、参加者それぞれの歩幅と、ふらつかずに片足立ちが何秒できるかを測定し、自分自身の現状を知った上で講座がスタートした。

 講座は「1日の歩く距離や時間」「ウォーキングに適した時間」「歩き方」「まっすぐ歩くためには?」「1日歩きすぎた後のケア方法」「適した靴とは?」という質問に答える形で進み、スタッフの指導のもと、参加者全員で運動方法も学んだ。

 「ウォーキング中に早歩きの時間を間にいれるとよい」「5000歩を目指すには約3kmになるので、自宅からどこまでか知っておくと便利」「時間帯は何時でもよいが、早朝の空腹時や真夏の炎天下、寒い朝、寝る前は避けた方がいい」「歩幅と歩行速度を意識して歩く」「歩きすぎたときほど、休むのではなくストレッチをする方がいい」などの説明に、参加者らはメモをとるなど熱心に耳を傾けた。

 初めて参加したと話す女性は「介護の仕事でたくさん動くので、仕事が終わるとついついゆっくりしがちですが、そういう時こそストレッチをした方がいいというのは驚きでした。靴も大事だということなので、足にいい靴を探してみようと思いました」と話した。「運動もできたので、体もすっきりしました。先生の話も聞けてとても勉強になりました。ウォーキングを続けていきたい」と話す女性も。

 次回は4月末に「暑熱順化」というテーマで開催する予定。「熱中症に強い体にするためにはどうすればよいかということをお教えします。中高生にも話せる機会があればいいなと思っています。知っておくことで暑い夏を健康に乗り切ってほしい」と大数加光治院長。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 講座前に歩幅などを測定

  • 講座の様子

  • バランスを鍛える運動

スポンサードリンク

記事の場所