2021年12月28日 配信

松戸徹市長と齊藤守船橋市サッカー協会会長と選手ら

12/28(火)40~50歳のサッカーチーム「FC船橋40」が初の全国優勝

「生涯を通じてサッカーができる環境があるのはうれしい」

 船橋市サッカー協会に所属する「FC 船橋40」が12月27日、「JFA第9回全日本O-40 サッカー大会」で優勝したことを松戸徹市長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。

 同チームは、千葉県予選を1位で通過し、関東地区予選3位で関東第3代表として全国大会出場の切符を手にした。11月6~8日に静岡県藤枝市で行われた全国大会では、予選リーグを1位で突破し、上位4チームによる決勝トーナメントに進出。準決勝では、地元チームの「藤枝フットボールクラブ」に1対0、決勝では優勝経験もある「羅針盤クラブ NAGOYA」に接戦の末、PK戦で勝利し、初の全国優勝を果たした。

 同チームは、40~50歳の選手で構成されたサッカーチームで2007 年に発足。50歳以上の選手からなるFC船橋50とともに、船橋市サッカー協会第1種委員会に所属するクラブで、40、50代の選手が約80人在籍している。タカスポ(高瀬下水処理場上部運動広場)やグラスポ(法典公園)を練習拠点として活動し、週末を中心に練習や練習試合を実施している。

 同日、市役所を訪れたのは、FC船橋40・50総代表の滝口康生さん、FC船橋40代表の永木勤さん、同監督の加瀬剛さん、選手代表の石原泰彦さんと末水満男さんと船橋市サッカー協会会長の斉藤守さんら。

 「船橋を全国に知らしめてきました」と滝口さんが報告した後、加瀬監督は「粘り強く、チームのためにチーム全員が戦い、この1年は負けないチームでした。これからまた練習を重ねて、2連覇を目指してがんばります」と意気込みを話し、永木さんは「小学生には船橋FCがあり、シニアになってもFC40、50があるので、長くサッカーを続けていける環境があるのはうれしい」と話した。

 副キャプテンの石原さんは「コロナ禍で練習場所を確保するのも難しかったですが、個人個人でトレーニングをしてチーム強化を図りました。昨年は抽選で外れて大会に出られなかったので、今年は優勝を果たせてうれしい。次回は追われる立場になりますが、それを楽しみながらがんばりたい」と話した。末水さんは「生涯を通じてサッカーができる環境があるのはうれしい。市船生との関わりもあり、船橋が1つのモデルとなればと個人的な目標を持っています」と話した。

 松戸市長は「好きなスポーツをずっとやり続けて、ただ遊ぶのではなく競技として追い求めているのも素晴らしい。サッカーの振興はもちろん、社会をつくっていくことにもつながっていて、街づくりにも大事な要素。これからの活躍を期待しています」とエールを送った。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 大会の結果報告をするFC40の選手ら

  • お祝いの言葉を話す松戸徹市長

  • 選手と関係者ら

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