2021年12月16日 配信

松戸徹市長(左)と松澤社長(右)

12/16(木)船橋市とEプランが「災害時における物資の供給に関する協定」を締結

洗浄・除菌スプレー「e-WASH」を児童ホームに寄付

 スーパーアルカリイオン水を中心とした製品の開発・製造販売をする市内企業「Eプラン」(船橋市高瀬町31-6、TEL047-404-9240)と船橋市は12月14日、「災害時における物資の供給に関する協定」の締結式として協定書の交換を行ったほか、同社商品である洗浄・除菌スプレー「e-WASH」の児童ホーム寄贈に対する感謝状の贈呈を行った。

 この日、「Eプラン」からは代表取締役の松澤民男さん、総務経理部長の花岡京子さん、技術製造部課長の山本宙さんが出席。船橋市は松戸徹市長、市長公室長の田中浩二さん、危機管理課の國井松司さん、子育て支援部長の杉森裕子さん、経済部長の宮森信次さんが出席した。

 協定内容は、市内で大規模災害の発生時に、避難所内の除菌・消臭効果が期待できる同社のスーパーアルカリイオン水を使用した「e-WASH」を供給するというもの。

 同社のスーパーアルカリイオン水は、水を電子分解して生成した洗浄水・除菌水で、化学物質や合成界面活性剤を含まないため、人にも環境にも優しいという特徴がある。市ではこの締結により、避難所内の栄泉環境を整えることでより安心できる避難所運営を目指す。

 協定締結に先立ち「市の児童ホームで役立ててほしい」との思いから11月9日、市内21カ所の児童ホームへ「e-WASH」(洗浄・除菌スプレー、洗い流さない泡せっけん)が各84本寄付された。

 松戸市長は、「e-WASHの持っている特性を生かして衛生環境を整えられること、避難している人の健康管理と環境を整えていくことは欠かせないこと。災害時でも市民の健康を守っていきたい」と話し「環境に対する意識は高まってきており、市としても取り組みを推進していきたい。今後も専門家として意見をもらえるとありがたい」と感謝の気持ちを伝えた。

 「Eプラン」は2003(平成16)年に設立以来、強力な洗浄力を実現しながら安全かつ環境にも優しい、界面活性剤などの合成化学物質を含まない99.9%水成分の無色・無臭・無刺激の電解水、スーパーアルカリイオン水(SAIW) の生成およびSAIWの生成装置を開発・販売している。

 「スーパーアルカリイオン水の成分は極微量の無機電解質と水のみで、化学物質は一切使用していません」と松澤社長。「合成界面活性剤を含まず、発泡が無いのですすぎが簡単になり、洗浄時間の短縮と大幅な節水が可能」とも。

 スーパーアルカリイオン水は人体や環境にも配慮された製品のため、食品・工業・ビルメンテナンスなど産業界のさまざまな分野で使用され、「e-WASH」は2016(平成28)年の「船橋市ものづくりグランプリ」にも認定されている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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