2021年12月09日 配信

木のテーブルと髙い天井が開放感のある店内

12/9(木)千葉ジェッツプロデュースのビアカフェ「THE OFFCOURT」オープン

ジェッツを日常に感じ地元食材を楽しむ交流の場に

 千葉ジェッツふなばし(船橋市湊町2-3-17 湯浅船橋ビル6F)がプロデュースするビアカエ「THE OFFCOURT」(船橋市本町5-1-17 百万弗アネックスビル1F、TEL 047-409-7444)が12月8日、JR船橋駅北口近くにオープンした。

 それに先立ち7日、報道関係者向けに内覧会が開催された。千葉ジェッツ社長・田村征也さんは「千葉ジェッツの試合が無い日でもここでジェッツを感じてもらい地元の農水産物などを使った料理を楽しんでもらいたい」と話す。オープン記念として先着2千人に「THE OFFCOURTオリジナルコインチョコ」1個をプレゼントしている。

 店舗面積は34.93坪。入り口はガラス張りで、店内は明るく、天井はあえて天井裏をむき出しにし、約4~7mと高い。木とコンクリートを基調としたシンプルな内装で、中央に12人掛けの木の長テーブルが1卓、カウンター7席、2人掛けテーブル4卓、4人掛けテーブル4卓、5人掛けソファーが1卓あり、奥のスクリーンが全席から見やすいようにテーブルの高さを変えて配置している。幼児席の用意もあり、女子トイレにはおむつ交換台を設置。スクリーンを使ったパブリックビューイングも予定する。

 「同店では試合のない日常生活に千葉ジェッツを感じてもらえる『PAINT IT JETS』を体現できる場所にしたい」と田村さん。あえてジェッツ色は出さず、ファン以外も入りやすくしているという。提供する料理の食材には、船橋を中心とした千葉県産食材を多く使い、ジェッツがプロデュースするメニューやテイクアウト食品を提供していく「地場✕ジェッツ」をコンセプトとしている。「ジェッツを知らない方にも楽しんでいただきたい」とも。

 同店の運営・管理をしているのは都内を中心に飲食店を展開している「JWA」(東京都港区新橋)。代表取締役の平野準さんは、「地産地消でSDGs貢献も目指している。この空間で千葉を飲んで、食べて、持ち帰り、ここに来たら千葉を楽しめる集まりの場になるよう日々努力していきたい」と話す。

 ランチメニューはパン、サラダ、チャウダー付きのプレートメニュー(880円~)。子ども向け「JETS plate」(800円)も提供。

 ディナーは「ホンビノス貝とたっぷり木の子のアヒージョ」(880円)、「千葉県産彩り野菜バーニャカウダー」(890円)、「千葉県産魚介パエリア2人前」(2800円)など多彩。ボリュームたっぷりの「肉三昧JETSプレート」(4,480円)もあり、アルコールは船橋のクラフトビールなど、船橋、千葉県産を多く取りそろえる。今後、ジェッツ選手とのコラボメニューや地元食材を使ったオリジナルのテイクアウト商品も予定しているという。

 店長の中島康介さんは大手コーヒーチェーン店の勤務経験を持つが、同店が市内のコーヒー商社「Philocoffea(フィロコフィア)」(本町2-3-29)のコーヒーを使うにあたり、フィロコフィアで研鑽を積んできた。

 料理長は船橋市芝山出身の山本太市さん。山本さんは飲食業界25年のベテランで都内などで働いてきたが、コロナを機に地元に戻り「地元を盛り上げていきたい」と張り切る。

 千葉ジェッツファンクラブ会員(ダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・レッドの有料会員)は「6TH MAN CLUB」の会員証を提示すると会計総額から10%割引きとなる。

 営業時間は12月末までは11時~23時。1月以降は11時~15時(LO14時30分)、17時~23時(LO22時30分)の予定。定休日はないが1月1日~1月3日は休業予定。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 千葉ジェッツふなばし田村社長(右)とJWA平野社長

  • 木目調で開放的な入口

  • 手前は船橋港水揚げのすずきとホンビノス貝のアクアパッツァ

  • 中島店長(中央)とスタッフの皆さん

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