2021年11月30日 配信

フードコートとして開放するレストランスペース

11/30(火)印西市牧の原モアに「牧の原テーブル」

レストラン・コワーキング・シェアキッチンなど併設の複合スペースとして

 印西牧の原駅からほど近い「牧の原モア」(印西市牧の原1-3-1)に複合スペース「牧の原テーブル」が12月3日開業するのに先立ち、プレス向けの内覧会が11月30日に行われた。

 牧の原モアは、2005年開設。株式会社千葉ニュータウンセンターにより運営されている大規模ショッピングセンターで既存のフードコート部分リニューアルという形で「牧の原テーブル」が開設される。

 レストラン、コワーキングスペース、キッズルーム、地元産品販売などのセレクトショップが併設となった複合スペース。同スペースの運営は、株式会社みなも(千葉県八千代市:代表取締役社長・岩崎肇)が受託。コワーキングスペース部分に関しては戸田建設株式会社(東京都中央区八丁堀)が運営。

 「みなも」は、八千代市に本拠地を置き2019年に国土交通省の民間まちづくり活動促進・普及啓発事業に、「新川ウォーターフロント事業」として採択されている。印旛沼から千葉市まで流れる新川沿いにある公共施設運営などを通じ「既存の地域資源の有効活用」「地域的・経済的自立」「支え合う地域間ネットワーク」を実現していく。2020年法人化。現在は、「道の駅やちよ」などの運営も行っている。

 レストランスペースは、みなものグループ会社で「貝殻亭リゾート(八千代市)」を運営する「株式会社GPI」のノウハウで運営する。レストラン機能に加え、菓子製造許可を持つ「シェアキッチン」、総菜製造許可を持つ「セントラルキッチン」を持ち地域のシェフや地域で活動する料理教室の先生なども腕を振るい来店客にメニューを提供する事ができるようになっている。

 また、レストランスペースには化粧室や授乳室に近い場所に広々としたキッズルームも配備。子ども達が靴を脱いで遊べるクッションフロアの広場にテーブル席を併設。周辺住民に多い子育て世代向けに配慮されている。

 セレクトショップスペースでは、地元の産品に加え全国各地の優れた産品からも商品を厳選し販売する。「道の駅やちよ」内の飲食スペース「みんなのレストラン」で高評価を得ているという「まちシェフ」シリーズ、「船橋珈琲タウン化計画」の「Philocophia」商品なども販売。地域のシェフがセントラルキッチンで自慢のレシピを真空パック・冷凍した商品も販売している。

 コワーキングスペースでは、Suicaなどの交通系ICカードを初会訪問時に登録する事で会費の支払や非接触での開錠などに対応。ワークスペースには、ソファ席、ハイチェア席、テーブル席、ソロワーク席やオンライン会議に対応する半個室席など全42席を用意。会議用に利用できるテーブル席も用意している。

 全てのスペースからアクセスしやすい中央部にコンシェルジュカウンターを設置。コンシェルジュスタッフが常駐、コワーキングスペースでのイベント相談やコワーキング会員の組織化によって牧の原モア全体の販促・イベントなどの広告代理店業務なども受託していく見込みだという。

 「子どもの頃を思い起こしてみると、『故郷(ふるさと)』を感じさせてくれるのは地域の盆踊りなどのイベントだった。印西市はこれから発展する新しい町だが30、40年後には今の子ども達にとってここが故郷。将来を見据えて施設とコンテンツの磨き上げを行っていきたい」と、みなも代表の岩崎さんは意気込みを語った。

 営業時間は、コンシェルジュ10時~15時、レストラン11時~21時、シェアキッチン9時~16時、コワーキングスペース9時~19時、セレクトショップ10時~16時。

牧の原テーブル 公式ホームページ

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 記者に熱弁をふるう岩崎代表

  • テーブル席とキッズルーム、左手奥は化粧室と授乳室

  • 多様な席を用意しているコワーキングスペース

  • 12月15日までのオープン記念ランチプレート(1500円)

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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