2021年10月11日 配信

会場の様子

10/11(月)10周年記念の「ふなっこ畑」で3年ぶりに「ふなばし朝市」開催

提供する飲食はテイクアウトで

 「ふなっこ畑」(船橋市行田3-7-1、TEL 047-439-3061)のオープン10周年を記念して、10月9日、「ふなばし朝市」が3年ぶりに同所で開催された。

 ふなっこ畑は今年でオープン10周年を迎えた。オープンの数年後から始まったふなっこ畑での「ふなばし朝市」は、大神宮で毎年行われている「ふなばし朝市」の一環になる。例年、「ふなっこ畑」で年1回開催されていたが、一昨年は台風の影響で、昨年はコロナ禍で開催が見送られた。そのため、今回3年ぶりの開催になった。

 会場内に飲食・休憩スペースは設けず、提供する飲食はテイクアウト。出店は「お米のまきの」「キムラ食品」「佃の匠やまと」「奈良養鶏園」「コンパーレ・コマーレ」「酒楽屋あま野」「かねはち水産」「アーノルド・フジ・タカムラ」「+naturi」「Little ZUCI」「ふなっこ畑」「ル・カフェ・ドゥ・ポム」「963」「珈琲 秋田屋」「ふなばし産品ブランド協議会」「ふなばし産品よいもん市場」のほか、船橋出身の「お絵描きはなちゃん」ことはなおかりなさんが、アマビエをかたどったチャリティーキーホルダー(1個800円)を販売した。

 ふなっこ畑に米を卸している「お米のまきの」店主の牧野基明さんは、「久しぶりの開催で、どんなお客さんがくるのか、とっても楽しみです」と、久々の開催に期待を寄せた。

 「アーノルド・フジ・タカムラ」店主の高村清太郎さんは「みんな楽しみにしていたんだなというのがわかりますし、対面で売れるのがやっぱりいいですね。3年ぶりなのに、この前のパンがほしいと言ってくれるのがうれしかったです」と喜びを話した。

 はなおかりなさんは「チャリティーキーホルダーに新色『船橋カラー』が出たので持ってきましたが、1時間で完売してしまいました。もっと持ってくればよかったですね」と、船橋カラーを欲しがる来場者に申し訳なさそうに話した。チャリティーキーホルダーは1個販売につき200円が「船橋ふるさと応援寄付金(ふるさと納税)」に寄付される。「ららぽーとにある『船橋市観光協会』や西船橋にある『おくすり舎』、北習志野にある『LABORO』にも置いています」とも。

 10月1日から市内各所で設置されているキャッシュレス決済のガチャガチャ「ピピッとガチャ」を起用した「街ガチャin船橋」(1個300円)にも、多くの人が興味を示し、列を成していた。

 行田東小学校に子どもが通っているという親子連れは「学校で配られたチラシで今日のイベントを知りました。それまで毎年来ていましたが、今回、奈良養鶏園さんが出店されることを知り、『船橋たまご』を目的に来ました。ほかも回ってみます」とほかのブースへと移動した。市内在住60代のワタナベタカシさんは「ふなっこのLINEで今日のことを知りました。近くなので準備段階から見ていて、楽しみにしていましたよ」と話した。

 船橋観光協会事務局長の栗田文彦さんは、「みんなこういったイベントを待っていたんだなと感じました。これからも市民の台所として、皆さまに愛される『ふなっこ畑』であってほしいと思いますし、これからも『ふなばし朝市』を開催していきます」と意気込みを話した。

 問い合わせは「ふなばし朝市委員会事務局(船橋市観光協会内)」(TEL 047-404-2215)まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 船橋観光協会事務局長の栗田文彦さん

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