中野木小学校合唱部

10/9（土）令和3年度第4回船橋市文化・スポーツ大会出場激励会

市内小・中・高74人が関東・全国大会へ

　船橋市役所（船橋市湊町2-10-25）で10月6日、関東大会や全国大会に出場する生徒を激励するため、「令和3年度第4回船橋市文化・スポーツ大会出場激励会」が行われた。

　同激励会では、小学校1校、中学校2校、高校2校の校長先生、部活動顧問、代表生徒らが参加し、松戸徹市長及び松本文化教育長から激励を受けた。

　中野木小学校合唱部、葛飾中学校将棋部、船橋芝山高校陸上競技部は全国大会に、法田中学校吹奏楽部、船橋東高校陸上競技部は関東大会に出場する。

　各部活の代表は、それぞれが激励会の開催に対し感謝の気持ちを表わし、それぞれの思いを市長と教育長に伝えた。NHK全国学校音楽コンクールの千葉県大会で金賞を受賞し全国大会に出場する中野木小学校合唱部6年の宮田栞里さんは「さまざまな制限がある中でも、みんなでがんばってきたからこその全国出場だと思います」と仲間への感謝の気持ちを話し、中学生女子将棋名人戦の関東甲信ブロックで準優勝し全国大会に出場する葛飾中学校将棋部3年の砂原奏さんは「この大会は小学生の時に全国優勝した思い出のある大会です。今、受験勉強の真っ最中ですが、将棋と勉強どちらも大手をかけて両立したいと思います」と話し、笑いを誘った。

　マーチングバンド千葉県大会で金賞を受賞し、関東大会に出場する法田中学校吹奏楽部3年の山﨑愛心（あこ）さんは「今まで応援してくださった方々全員に感謝の気持ちが伝わる演奏演技をし、いい結果をご報告できるようがんばります」と話し、船橋東高校陸上競技部2年の春田麻衣さんは「船橋東高校の陸上競技部を背負っているという自覚を忘れずに、顧問の先生や部員全員への感謝を忘れず、頑張ってきます」と意気込みを話した。

　南関東大会で好成績を収め、全国大会に出場する船橋芝山高校陸上競技部2年の林愛斗さんは「いい緊張感で臨み、少しでも上の順位がとれるよう頑張ってきます」と目標を話した。

　松戸徹市長は「去年はほとんどの大会が中止になってしまい、出場できなかった先輩が多くいました。みなさんのしっかりとした言葉を聞けて、みんな頑張ってくれているんだなと実感しています。心が委縮してしまっているような世の中で、みんなの頑張りが学校の仲間や家族、地域のみなさんに大きな力を与えてくれています」と、不自由があるコロナ禍でも前向きに頑張る姿に安堵の気持ちを伝えた。

　さらに「学校や部活には歴史があり、みなさんはその歴史を作っている主人公です。みなさんの頑張りが後輩につながり、学校の歴史が重ねられていきます。仲間や家族など周囲への感謝を忘れず、すべての力を発揮してください」とエールを送り、各学校に激励金を手渡した。

　今回、船橋市から74人の生徒が関東・全国大会に出場する。

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