2021年09月27日 配信

同時に秘書検定1級に合格した4人。左から小笠原さん、露崎さん、中嶋さん、青鹿さん

9/27(月)船橋情報ビジネス専門学校の職員4人が同時に秘書検定1級合格

「みんなで頂点を目指そう」と社内で声掛け

 船橋駅北口に校舎を構える船橋情報ビジネス専門学校(船橋市本町7-12-16、TEL047-425-1051(代表))に勤務する職員4人が6月13日、実務技能検定協会が実施する秘書検定の1級の試験を受験し、合格率25%と言われる難関を4人ともが同時に突破、1級を取得した。

 同校は現在市内に5号館までを持ち、2021年4月時点で1000人を超える学生が通う専門学校。専任教師が44人、非常勤講師28人、職員は22人が勤務している。そのうち4人の職員が、昨年は秘書検定の準1級を、そして今年は同検定の1級を受験し、4人そろって合格した。「4人はもともとお互いに秘書検定を受けることは知らなかった」と話すのは、同検定を受けた1人、入学相談室の露崎美和さん。

 検定に挑戦した4人は、先出の露崎さんのほか、入学相談室の小笠原笑太さん、事務の中嶋佳美さん、去年までこども学科で教師をしていた青鹿千尋さんの4人。

 4人ともが昨年、秘書検定準1級に挑戦していたが、そのきっかけはさまざまだった。青鹿さんは、「学生に教えている傍ら自分も検定に挑戦する姿を見せたい」と昨年準1級に挑戦することを学生たちに公開して挑んだ。露崎さんと小笠原さんは、さまざまな資格を取得しているが実際の業務にも役立つ資格を取りたいと考え、同じ部署ながら偶然に同じ検定に挑んでいたという。事務の中嶋さんは、「秘書検定の2級は持っていた。昨年、コロナで隔日出勤だった期間があり、時間ができた。その際に資格に挑戦してみようとまずは準1級を受けた」とその経緯を話す。

 露崎さんは「準1級に向けて勉強していると、噂で『ほかにも同じ試験を受ける人が校内の職員にいる』という情報を聞いて。お互い励まし合いながら挑み、時間が取れたときには一緒に面接練習もしましたね。その後、全員が準1級に合格したことを聞いて、私から別部署のお二人に『今度は頂点を目指しませんか?』と声を掛けました」と話す。

 中嶋さんは「秘書検定1級の試験は準1級や2級とは違って、面接も長いし、筆記試験についても選択式ではなく記述式となり、とても難しいんです。もう通常勤務に戻っていたので、以前のように時間の余裕もあまりなかったのですが、みんなも受けるということに後押しされ、自分も挑戦してみることにしました」と話す。

 「1級の試験が終わり、合格発表の日には、仲間の部署に『どうだった?』と様子を見に行きました」と小笠原さん。秘書検定1級の合格率は25%程度と言われているが、「4人ともがそろって合格していました」と続けた。

 事務として勤務する中嶋さんは「事務局長の鳥居乙己さんからも温かい言葉をいただいて、うれしかったです」と話し、入学相談室の露埼美和さんは「応対などにも自信を持って対応できるようになった」、小笠原さんは「高校生に『マナー講習』を教えに行く機会があるが、そこにも多いに役立っている」と話した。

 青鹿さんは「ビジネス文書を作成する際、白紙の状態から組み立てて文書を作れるようになった。以前は『これでいいのかな』と不安だった部分も多かったが、自信を持って作れるようになった」と話し、職員同士が励まし合いながら頂点を目指した結果、それぞれがさらに自信を持って業務に取り組めるようになったことを明かした。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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  • 本館の入り口。手洗い場が特別に設置されている

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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