2021年09月23日 配信

ワンステップ代表の丸井さん(左から2番目)と美容師さんたち

9/23(木)千葉県内の美容師ボランティア「One Step」がPR&オリジナルグッズの展示販売

「ビストロふぉーなう」で9月末まで

 船橋大神宮近くにあるレストラン「ビストロふぉーなう」(船橋市宮本1-19-7、TEL 047-409-9779)で9月1日から、美容師交流会・ボランティア団体「One Step(ワンステップ)」(TEL 047-425-2080)のPR&オリジナルグッズの展示販売が始まった。

 「One Step」は2012(平成24)年発足。千葉県内の美容師の知識向上、情報交換や、虐待などのさまざまな理由で親と暮らせない子どもたちが過ごす児童養護施設でのボランティアカットを行うなど、美容を通じて社会貢献をしている団体になる。そのほか、グッズ販売で募金を集め、児童養護施設にドライヤーを寄付するなどの活動もしてきた。

 代表の丸井教彰さんは、9月で3周年を迎えた「ビストロふぉーなう」の店主・高橋瞬さんもチャリティー活動への思いがあることを人づてに聞き、同店でオリジナルグッズ販売をするコラボイベントが決まったという。

 今回は船橋の作家である筆文字アーティストの佐藤辰之さんが文字を書くマグカップやタオル、イラストレーターの小倉正巳さんのイラストTシャツやトートバッグの販売のほか、釘本緑さんが色鉛筆で描いた絵画作品を展示している。

 丸井さんは「ボランティア活動をしたいが、自分で1から行うのは難しいという人にも、まずは僕たちの活動を知ってもらいたい。そこから募金など、自分がやれることややりたいことを見つけてもらえたら」と笑顔で話す。

 募金は児童養護施設でのボランティアカットに必要な道具の購入や活動費に充てる。

 丸井さんは「間もなくOne Stepも10周年を迎える。大事にしたいのは、継続すること。美容師さんたちの『ビヨウノチカラ』で子どもたちの髪を切り笑顔にしていきたい。また、子どもたちの夢を応援し、実現できる環境を作っていきたい」と意気込む。

 高橋さんは、「3周年記念のイラストは切り絵作家の中村頼子さんにお願いした。今回のイベントは、常連さんも喜び応援してくれている。毎月イベントをやることで、店を知ってもらうきっかけにもなれば」と話す。

 同店で先月まで展示を行っていた、レジン作家である清水涼子さんも引き続きアクセサリーを展示し、売り上げの1部を募金する。10月14日から25日までは、佐藤辰之さんと樽谷幸隆さんが下総中山にあるアートギャラリーカフェ「茶々華」でのイベント「二頭龍」でもグッズ販売の売り上げを募金するという。

 ビストロふぉーなうでの展示期間は9月30日まで。営業時間はランチ=11時30分〜14時、ディナー=17時〜21時(コロナ禍は変更あり)。月曜・第3日曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 展示コーナー

  • 「ビストロふぉーなう」の3周年記念グッズ

  • 清水涼子さんのレジンアクセサリー

  • 「ビストロふぉーなう」外観

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