2021年09月15日 配信

オゾンエア消臭・除菌機を前に玉元理事長(写真右)と松戸徹市長

9/15(水)船橋本部の医療法人「弘成会」がオゾンエア消臭・除菌機を船橋市に寄贈

「人が多く集まる場所に設置を希望」と玉元理事長

 船橋市内に本拠地を置く医療法人社団弘成会は8月16日、船橋市に空気清浄機能付きオゾンエア消臭・除菌機10台を寄贈・追加で10台を無償貸与したことで9月15日、松戸徹船橋市長から感謝状の贈呈を受けた。

 同法人は、医療法人を主体に社会福祉法人や事業会社などから成り立つ地域密着型の事業体。1994年9月にコミュニティクリニックみさき開院。1996年12月に「医療法人社団弘成会」設立。99年には介護老人保健施設八千代ケアセンター開設。2005年には高齢者住宅コミュニティホーム柏、2006年に高齢者住宅コミュニティホーム鎌ヶ谷をグループ会社の事業として相次いで開設。

 その後も2011年に三山・田喜野井地域包括支援センター、2014年介護複合施設、2015年介護老人福祉施設の開設。2014年には同グループ代表の玉元弘次さんが一般社団法人船橋市医師会の代表理事(医師会会長)に選任されている。

 今回、船橋市に寄贈した「タムラテコ製BT-180H」は、空気清浄機能として高精度室内環境センサーで空間の状況を監視、「HEPAフィルター」「活性炭フィルター」「酸化チタンと紫外線ランプによる光触媒」の3層構造で室内から臭気、菌、ウイルスを除去する機能があるという。また、オゾン発生装置から低濃度のオゾンエアーを発生する事で室内の浮遊菌・付着菌を除菌する効果も持っているという。

 玉元さんによると「船橋市内でも医師会関係者・病院が採用。医療センターにはこれ(今回寄贈する機種)より高性能のものが採用されている。全国的にも大学病院などで採用されている実績も。低濃度のオゾンは免疫力を高める効果もあるので市職員も病欠などが減るだろう」。

 また、「今回は、船橋市に10台寄贈、10台を無償貸与するので人の集まる場所、ワクチン接種会場などに設置して頂けたらうれしい。設置場所に関しては船橋市に一任します」とも。

 感謝状の贈呈式では、新型コロナ感染症ワクチンについて自宅待機者が減少傾向にある点などから「日本人に対して効果が高いようだ。ワクチンの接種が8割程度になれば抑え込めるのでは」(玉元さん)。

 また、秋以降にやってくるインフルエンザの予防接種について「今年のインフルエンザワクチンは例年の3割減になる見込み。どう振り分けしていくか対策が必要」(玉元さん)など短い時間で感染症対策の水際対策についての意見交換がされた。

 オゾンエア消臭・除菌機は市庁舎や保健所などを中心に設置されているという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 市長から感謝状を受け取る玉元理事長

  • 寄贈されたオゾンエア消臭・除菌機「タムラテコ製BT-180H」

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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