2021年08月18日 配信

店長の原田奈津子さん

8/18(水)京成西船駅近くに卓球場「バックスピントーキョー」

夜は卓球バーで「光る卓球」も

 京成西船駅近くに6月16日、卓球場「Backspin Tokyo(バックスピントーキョー)」(船橋市西船4−16−1幸伸ビル)がオープンした。

 店主の原田奈津子さんは山口県出身。6歳から卓球を始め、先に卓球を始めていた兄の隆雅さんと練習に打ち込むようになる。全国高校選抜団体の部ではベスト4、関西学生選手権団体の部ではダブルスで準優勝するほどの実力の持ち主。一度就職したのち、隆雅さんが2010(平成22)年に開いた卓球場、「礼武道場」(東京都江戸川区中葛西2)で卓球の指導を始め、今年で12年目になる。奈津子さんは卓球について、「小さい台の上でいろんな回転を見極めるのが面白いです。勝っても負けても、また頑張ろうと思って続けてきました」と話す。

 以前から店を出したいという希望があった原田さん兄妹。「礼武道場」には千葉や船橋からも多くの生徒が通っているが、新型コロナウイルスの影響で東京への移動が難しくなり、休会する人も多かったという。そこで、千葉や船橋からの生徒が葛西まで来る際に、乗り換えで利用することも多い西船橋に店を構えることにした。店名の「Backspin Tokyo」には、バックスピン(下回転)がかかった球が自分のところに戻ってくるように、卓球場に通うことが難しくなってしまった人が戻ってこられる場所にしたいという思いが込められている。

 同店ではプライベートレッスンとレンタルテーブルを利用できる。プライベートレッスンは9時30分~17時30分までで、1コマ50分。値段はコーチによって異なり、1コマ3,850円~5,500円。店舗ホームページから予約をすることができる。レンタルテーブルは9時30分から17時30分が1時間1,100円、17時30分以降は30分1,100円で利用でき、有料で卓球マシンやラケットを借りることもできる。

 17時30分からは店内の照明が変わり、卓球バーとして営業する。現在はソフトドリンク(220円~)やスナックセット(550円)のみの販売だが、今後はビール(550円)やハイボール(550円)などのアルコール類も提供する予定。また、今後は月に1回ほど「ナイトピンポン」のイベントも予定している。同店の卓球台はラインが蛍光塗料で塗られており、照明をブラックライトに替えて蛍光塗料の塗られた球を使用することで、いつもとは一味違う「光る卓球」を楽しむことができる。「暗い中からいきなり球が出てくるので、全く違うスポーツをやっているかのような感覚です。難しいけど楽しいですよ」と奈津子さん。

 モダンなカフェをイメージしているという20坪の店内には2台の卓球台が設置されており、それぞれの台の横に3~4人ほど座れるスペースが用意されている。更衣室もあり、店に来てから着替えることもできる。客層は子どもから70代まで幅広く、「卓球は年齢問わず楽しめるスポーツ。誰でも気軽に来られるような場所にしたい」と奈津子さん。

 営業時間は9時30分~23時(現在は20時まで。卓球バーは17時30分以降から)。基本的に毎日営業しており、休業する際は同店のホームページ(https://backspin-tokyo.com/)やSNSなどで知らせている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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