2021年08月10日 配信

「竹林庭」脇に建つ、餃子用の小屋と自動販売機

8/10(火)船橋・八木が谷に冷凍餃子の自動販売機が出現

「竹林庭」脇で合鴨肉を使ったオリジナル餃子を製造・販売

 八木が谷にある会席料理の店「竹林庭」(船橋市八木が谷5-19-31、TEL047-448-4801)の脇に今年5月から冷凍餃子の自動販売機が出現し、同店オリジナルの合鴨肉を使った冷凍餃子も販売している。

 会席料理の店「竹林庭」は2006(平成18)年に、福島県出身の店主・室井福一さんが開店した会席料理店で、うどん、そば、鴨料理に力を入れてきた。店舗面積は45坪で、広々とした店内は竹林に面している。

 昨年の春、室井さんは同店の脇にプレハブ小屋を新たに建て、室井さんが兼ねてから取り入れたかったという餃子の販売を開始。「以前から多くの人が好きな餃子を出してみたい気持ちがあって。2018年に餃子の形成機の展示会に参加する機会があり、そのときに餃子の餡に鴨肉を入れたオリジナル餃子を販売しようとひらめいた。その後は浜松にある餃子の食品会社に出向き、餃子作りを学んでね。2019年にはまずは店内で餃子の提供を始めたんだ」と室井さんは経緯を話す。

 昨年は「竹林庭」の休憩時間を使って、プレハブ小屋の小窓から餃子を対面販売をしたこともあった。しかし今年になり冷凍品を販売できる自動販売機がリリースされ、すぐに販売機を導入した。

 販売している餃子は3種類で、それぞれ16個で1パックとして販売している。3種類とは、「荏胡麻入り冷凍生餃子」(700円)、「合鴨肉餃子」(800円)、「ピリ辛味噌餃子」(750円、すべて税込)。鴨は国産の合鴨肉を使用。「せっかくこれまでも鴨肉を扱っていたから、誰もやっていないであろう、鴨肉の餃子を作ってみたんだよ」と室井さん。「口当たりが軽いから、何個でも食べられるっていう声も聞きます」とも加えた。

 会席料理店として営業していた「竹林庭」でも今は餃子は主力商品となっている。「ずっと同じメニューをやっていたらいいというわけでもない。今の時代に合ったメニュー構成にしていかなくては。今年の夏は、冷やし中華も始め、鴨肉をのせた冷やし中華も出しているんだよ」と室井さんはほほ笑む。

 「自動販売機導入のおかげで、いつの間にか餃子が売り切れになっていることもあって。店の休憩時間に餃子を販売していた時間を別のことに使えるようにもなったし、導入してよかった」とも話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「竹林庭」で提供している餃子

  • 購入するとこのような形で出てくる

  • 「竹林庭」」の入り口

この記事を書いた人

yumiko_mikami

yumiko_mikami

MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
船橋の魅力をどんどん発信していきます!
  • Facebook
  • Instagram
スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード