新京成電鉄の駅構内に貼り出されている告知ポスター

7/26（月）新京成電鉄が夏休みの子ども向け企画

「新京成ドリームトレイン」作品募集と「乗りトク!2021 夏休みきっぷ」

　新京成電鉄（本社:鎌ケ谷市くぬぎ山）は、現在、夏休み中の子どもも参加できる企画を2本実施している。1つは小学生以下の子どもが描いた「自分の夢・将来の夢」で電車を装飾する「新京成ドリームトレイン」のための作品を9月20日まで募集しているもの。もう1つは7月16日から始まり夏休み期間中のみ使用できる同電鉄が乗り放題となる「乗りトク!2021 夏休みきっぷ」の販売となる。

　「新京成ドリームトレイン」は昨年から始まった企画。同電鉄では、今年も、今回集めた子どもたちの夢の絵を掲載した車両を、11月上旬から2022年1月下旬頃まで運行する予定だという。そのため作品の募集を7月9日から開始。応募用紙は、駅構内のラックで配布しているほか、同電鉄のウェブサイト「ぷらっと新京成」から印刷した用紙でも応募可能となる。なお、夏休み前には、市内小学校などでも同企画への作品応募用紙が配布された。

　応募方法は、応募用紙に絵を描いて必要事項を記入し、郵送または同電鉄の松戸駅、八柱駅、新鎌ヶ谷駅、北習志野駅、新津田沼駅構内に設置している回収箱に投函すると応募完了となる。同電鉄広報担当者は「子どもたちの夢を載せた電車を運行することで、夢を応援し地域社会の活性化を目指すとともに、新たな新京成ファンを増やすことを期待して実施します」と話している。

　昨年の初開催では集まった多くの作品の中から選んだ605点を車内の中づりや窓上に掲出した。担当者は「今年も新型コロナウイルスが蔓延する中、地域社会に元気を届けたいと思い、2年連続の実施が決定しました。子どもたちが思い描く自分の夢を電車の中づりや車体に掲出することで、世界に一つの電車『新京成ドリームトレイン』が完成します」と話す。「作品は約 2 カ月間募集します。本来電車の中づりや窓上のスペースは企業の広告などが掲出されていますが、そこに自分の描いた絵が掲出され電車が運行するというまたとない機会です。ぜひご応募ください」とも続けた。応募は9月20日まで。

　また同電鉄では7月16日からで「乗りトク!2021 夏休みきっぷ」を発売している。同切符は、期間中の3日、新京成全線が乗り降り自由になる企画乗車券となる。「夏の行楽シーズンに、新京成を使って沿線の魅力を再発見してもらうことを目的として企画しました」と担当者。

　例年は同切符の小児運賃が500円のところ、今年は200円に値下げした。「全線乗り降り自由という特徴を生かし、たくさんの親子連れのお客さまに、新京成線に足を運んでほしいとの思いから実施した。この機会に普段は行くことが少ない駅にも足を運んでいただけたら」とも話している。

　発売期間は8月29日まで。発売価格は大人1000円、子ども200円税込。発売箇所は京成津田沼駅を除く新京成各駅。発売時間は7時～22 時。発売枚数は大人2,500枚、小人500枚。

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