2021年07月03日 配信

スタッフの皆さん

7/3(土)船橋・芝山団地商店会にエスニックカレー店「ララポカリ」

素材にこだわったインドカレーやネパール料理を提供

 エスニックカレーレストラン「ララポカリ」(船橋市芝山3-10芝山団地2号棟101、TEL047-402-3323 )が6月17日、芝山団地商店街にオープンした。

 店長は、ネパール出身のアレアル・クリシュナさん。ネパールは、中国とインドに挟まれた南アジアの国。日本にあるインドカレー店で働くネパール人には、本場インドでカレーの修行をし、高いスキルを身に付けている人が多く、同店で働くスタッフも、全員がインドでカレーを学んだ経験を持つ。

 オーナーは、黒田南平さん(48)。客としてネパール料理店を訪れる中で、同店店長のアレアルさんと知り合った。外国の方と関わることが好きという黒田さんは「お客さんがスタッフと友達になってくれたら最高。近隣地域に高齢の方も多いため、外国の方と日本人のコミュニケーションが取れ、繋がりができる店にしたい」と話す。

 ランチセットは800円~、学生セットは770円で提供する。店長・アレアルさんのおすすめは「チキンビリヤニ・ライタ添え」(1150円)。ビリヤニとは、パラパラとした食感のバスマティライスにスパイスを利かせた炊き込みご飯のような食べ物。本来1150円だと安すぎるところを、まずは一度食べてもらえるようにと価格を抑えているという。

 「ネパールの食事は日本人の口に合う」と感じている黒田さん。素材にこだわりつつも、手ごろな価格で本場の味を楽しめる店となっている。定番のナンとカレーだけでなく、ネパール料理も提供したいと、代表的な家庭料理「ダルバート」を再現した「ポカリプレート」(980円)も1日10食限定で提供している。

 芝山団地商店会に飲食店がオープンするのは実に10年ぶりとなる。同商店会会長の高村清太郎さんは今回のオープンに対し、「これまで、商店街には喫茶店やパン屋はあったが、ランチを食べられる飲食店がない状態が続いていた。今回のオープンで『もうカレー食べた?』『あれがおいしかったよ!』という共通の話題が生まれ、商店街の雰囲気が明るくなった。一緒にもっともっと楽しい商店街を作っていきたい」と話した。

 座席数は、25席。車イスのままでも利用できるよう、店内にはスロープが設置されているほか、トイレはゆったりとしたスペースを確保している。

 営業時間は、ランチ11時~14時30分、ディナー17時~22時30分(まん延防止等重点措置で現在は20時までの営業)。月曜定休。店内メニューは全てテイクアウトも可能。(7月3日現在、テイクアウトは21時まで可能)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店舗外観

  • 壁にはネパールの写真が並ぶ

  • チーズナンとチキンコルマ

  • 同店で人気のチキンビリヤニ(左下)

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