2021年06月28日 配信

干潟探検ミニツアー

6/28(月)ふばし三番瀬海浜公園で「第24回ふなばし環境フェア」開催

体験と展示で環境について紹介

 ふなばし三番瀬海浜公園・環境学習館(船橋市潮見40)で6月26日、「第24回ふなばし環境フェア」が開催された。

 同フェアは船橋市環境フェア実行委員会が主催し、市民団体、事業者、市が共催、同委員会は40団体からなっている。

 2年ぶりの開催になった今年は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため各部200人定員の3部制にし、事前申し込み制・完全入れ替え制で行われた。各ブースには、飛沫感染として予防のためビニールシートが張られ、ブースごとに人数制限を設けるなどの対策をした。

 実行委員長の江口章さん(坪井湿地を復活する会)は、同フェアの開催に当たり、「昨年12月から準備し、感染対策に多くの時間を費やした。安心して参加してもらえるよう完全定員制の開催に決めた」と話した。「早くコロナが収まってほしい」とも。

 テーマは「環境のために今できること探しに行こう!」。子どもから大人まで楽しめる、工夫を凝らした展示体験イベントになった。

 工作・体験コーナーの「海洋プラスチックゴミ問題を知ろう!」では、ペットボトルなどのゴミが海や川に流されてしまった時の被害についての説明に、熱心に聞き入る親子の姿があった。またワークショップイベントのひとつ「干潟探検ミニツアー」では、密を避ける取り組みとしてトランシーバーを用いて参加者同士が距離をとれる体制を整え、子どもたちはスコップで砂を掘ったり、中から出てくるカニに驚いたりなど、普段できない体験を楽しんでいた。

 パネル展示コーナーでは市内在住の主婦がゴミの分別方法について、担当者からペットボトルに貼られているリサイクル表示を見ながら説明を受け、正しいゴミの捨て方を再認識する様子や、SDGsを周知する取り組みの一つ「環境知~るラリー」では、クイズに参加しながら楽しく会場内を回る親子連れの姿も見られた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 人数制限のため入場を待つ来場者

  • 実行委員長 江口章さん(撮影のためマスクを外しています)

  • 展示パネルコーナーの様子

  • 三番瀬砂浜に落ちていたゴミについて熱心に話を聞く家族連れ

スポンサードリンク

記事の場所