2021年06月25日 配信

秋田屋のオーナー秋田谷さん

6/25(金)自家焙煎珈琲の移動販売式珈琲屋「秋田屋」

電話1本で希望の場所に珈琲を届けるサービス

 市内在住の秋田谷剛さんが、船橋市内を中心に珈琲の移動販売をする「秋田屋」(TEL070-1355-3825)の営業を6月2日から始めた。

 同店オーナーの秋田谷(あきたや)さんは船橋出身で、高根台第一小学校(現在は特別支援学校高根台校舎)、大穴中学校の卒業生。高校卒業後は、アメリカの音楽専門学校でドラム科を卒業。卒業後は日本に帰国し、バンド活動とバイト生活に明け暮れた。約10年活動し、メジャーデビューを果たした後はバンド活動を引退。医療事務の傍ら、某プロバスケットボールチームのドラムパフォーマーとして活動した。

 その後、SEとして会社員生活を送っていたが、元々珈琲が好きでいつか夫婦で喫茶店を営むのが夢だった秋田谷さんは、サラリーマンを辞めたタイミングで「喫茶店を始めたい」と考え始めたところ、新型コロナウイルスが流行。

 喫茶店に行きたくても行きづらい人が増えたのを感じ、「おいしい珈琲を求める人の元に、自分が行って珈琲を届けたい」という思いから、自家焙煎した珈琲の移動販売を始める決意をしたという。

 秋田谷さんの珈琲へのこだわりは「ハンドピッキング」だという。生豆を1粒ずつ選別することで、雑味、えぐみ、渋みを取り除き、おいしい珈琲にしているという。「ハンドピッキングをやる店は少ない。手間をかけたらなんでもうまいんです」と、はにかんだ笑顔で話す秋田谷さん。

 安定した味を提供し、「焙煎している時の香りをお客さんに感じてもらいたい」と、焙煎は車内で行う。使用している豆は「マンデリン一筋」にこだわっている。

 メニューはストレート(アイス、ホット)500円、牛乳割り、豆乳割り(アイス、ホット)600円、各種ジュース200円。各種とも、カフェインレスに変更も可能となる。

 利用した客からは「ブラックでも飲みやすくて、冷めてもおいしい」との声があったほか、「久
しぶりにホッとした時間を過ごせた。来てもらえるのはありがたい」との声も聞かれた。

 使用するカップにもこだわりを持ち、マンデリン一筋の同店に合うカラーを選び、冷めにくい二重構造、スリーブが無くても手が熱くなく、滑りにくいグリップ感があるカップを選んでいる。

 「連絡をいただけければこちらから伺います。駅前の近くにはおいしい珈琲屋がたくさんあるの
で、駅から遠い住宅街などで、珈琲を提供したい。カフェに行く時間のとれない主婦の方
にもちょっと一息ついてもらいたい」と秋田谷さん。

 営業時間、定休日はホームページで確認可能。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 移動販売カー

  • こだわりの珈琲カップ

  • 珈琲をいれる秋田谷さん

  • アイスコーヒー

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