2021年06月22日 配信

クリニック外観

6/22(火)芝山団地そばに「いたくら乳腺クリニック」

乳腺外科認定医による女性のためのクリニック

 芝山団地そば、芝山診療所跡地に「いたくら乳腺クリニック」(船橋市芝山3-1-1、TEL 047-469-3515)が6月1日に開院した。

 同院は、医療法人弘仁会・板倉病院(船橋市本町2-10-1)のグループクリニック。院長の遠藤まり子先生は「船橋にはまだ乳腺外科が少なく、もっとこの地域に乳がん検診を広めたいとの思いからスタートしました」と話す。

 遠藤先生は2009(平成21)年に医師免許を取得後、埼玉メディカルセンターに勤務。その後2016(平成28)年4月よりAIC八重洲クリニックにて乳腺外科外来を担当する。2019(平成31)年より板倉病院の外来非常勤として勤務し、その後同院の院長に就任した。

 同院の診療科目は乳腺外科・乳腺内科・内科・乳がん検診となり、船橋市の乳がん検診(マンモグラフィまたは超音波検査)や同院独自の検査をおこなっている。マンモグラフィは「石灰化」で見つかる乳がんの検出に適しているが、乳房のタイプにより腫瘍の検出が困難な場合もあるため、そのような場合には自費診療でマンモグラフィと超音波検査を併用して検診を受けることもできる。

 約40坪の院内には診察室が2部屋あり、乳房X線検査 (マンモグラフィ)室1室、乳房超音波(エコー)検査室1室がある。診察のための着替えをする際に使うロッカーも12台用意されている。

 船橋市立医療センター、国立がん研究センター中央病院(東京築地)、都立駒込病院とも提携しており、同院では主に乳がんの転移再発予防のためのホルモン療法などを行っている。

 「日本人女性の9人に1人が罹患すると言われているほど、乳がんの患者様は加速的に増加しています。その一方で、乳がん治療も日進月歩で新しい極めて有効な治療法が発見されていることも事実です。乳腺の問題で悩む方の不安を少しでも和らげることができるよう、患者様に寄り添っていきたい」と遠藤先生。

 「若い世代の女性に、定期的に乳がん検査をしてほしいと思って、今後はブログなどでの情報発信を考えています。乳がんを初期段階で見つけてあげたいので、2年に1回は検査を受けてほしいです」とも。

 同院への来院は基本的には受診する本人のみ。付き添いが必要な時には、木・土の診察日での来院をすすめている。また、女性限定で新型コロナウイルスの予防接種も電話予約にて受け付けている。

 診察時間は9時~12時、13時~17時(土曜は第1・3・5の9時~12時)。休診日は土曜午後、日曜、祝日。完全予約制。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 院長の遠藤まり子先生

  • エコー室

  • 待合室

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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