2021年06月17日 配信

屋号は「LOHAS gardens(ロハスガーデンズ)」

6/17(木)大穴町「ロハスガーデンズ」が社屋リニューアル

オランダのスタイルを取り入れた事務所兼アトリエに

 大穴町にある「ファミリーマート大穴町店」の脇道を入ったところにある「ロハスガーデンズ」(船橋市大穴町635-3、TEL047-463-4455)が昨年4月に本社をリニューアルしてから1年が経ち、そのスタイリッシュな空間に近隣住民から注目が集まっている。

 「ロハスガーデンズ」の企業名は「東旺造園」。同園は代表・宍倉稔さんが1990年に設立。宍倉さんは薬円台小学校、高根中学校を卒業する船橋っ子。稔さんの父も「宍倉造園」(船橋市新高根)を営む。数年前から屋号を「LOHAS gardens(ロハスガーデンズ)」として打ち出してきたほか、事業のひとつとして「フラワーデザイン AUDREY(オードリー)」では、主に冠婚葬祭などでの花を使った空間プロデュース業なども引き受けている。

 大穴町の同所は長年「東旺造園」の機材置場と事務所を構えていた場所だったが、昨年事務所をリニューアル。黒い壁の2階建ての建物には大きく窓が取られ、テラスも備えている。夜になるとデザイン性の高い照明が灯り、近くを通る人からは「オシャレな飲食店ができたのかと思った」という声も上がっていた。同園プランナーの丸山さんは「時々、1階入り口にふらっと立ち寄られて、中を覗かれている方がいらっしゃいます。きっとここは何屋だろうと思ってくださっているんですよね」と話す。

 稔さんの妻・仁美さんは「ここは事務所でもあるのですが、スタッフたちのアトリエでもあるんです」と同所を紹介する。同社は造園業を営みながらも、自社でフローリストを抱え、花を使った空間演出も行っている。そのため、フローリストたちが作品作りできる場にもなっているという。

 自らもフローリストとして長年活動している仁美さんは、オランダやフランスの「手間のかからない庭」づくりや、自然と日常に植物を取り入れている暮らしぶりに感銘を受け、何度も現地に足を運びそのスタイルを学んできたという。「この新しい社屋も『ダッチスタイル』といって、オランダのスタイルを取り入れています」と仁美さん。壁に沿って立つシンプルなラックには、さまざまな植物が飾られている。

 同所は、造園の打ち合わせスペースとして使うこともあるというが、「去年、うちの社員が『この場所でウェディングパーティーをやりたい』ということで、テラスなども使って、ちょっとした食事会をしたんですよ。とてもいい雰囲気だったので、すごくよろこんでくれていましたね」と稔さん。

 「本当はこの場所をもっと生かせたらいいのでしょうが、我々が事務所にいることはほとんどないため今はまだこの状態です」と仁美さん。

 庭づくり、リフォーム、緑地管理などの相談は要事前予約で受け付ける。また、船橋総合住宅展示場(船橋市夏見1-3)内に「ロハスガーデンズプラス」も構えている。

関連リンク:https://www.to-oh.co.jp/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 左から、代表・宍倉稔さん、ガーデンデ ザイナー・高木さん、ディレクター・宍倉仁美さん、プランナー・丸山さん

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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