2021年06月09日 配信

実行員の吉田友則さん(左)と根本恵太さん

6/8(火)認知症啓発の「RUNTOMO船橋」がオレンジ体操を制作

作詞・作曲を地元アーティストが無償協力

 船橋市内で認知症の啓発運動をしている福祉業界の人たちが主体となっている市民活動組織「RUNTOMO船橋」が今年5月末、認知症啓発体操「ふなばしオレンジ体操」をリリースした。

 「RUNTOMO」は認知症の啓発運動をするために福祉業界関係者や認知症患者の家族、その当事者らで組織。全国的な活動として「RUN伴」を実施している。各県・各市町村単位でもそれぞれに実行委員会を立ち上げ、揃いのオレンジTシャツを着ながら、地域内をランニングしタスキをつなぐことで認知症啓発をしてきた。

 千葉県内では2017年に実行委員会が立ち上がり、船橋市内でも2017年9gatu 16niti nnen7「RUNTOMO船橋」2017年9月16日に初回の「RUN伴」が実行された。2018年~2019年にかけての開催で年々規模が拡大、参加者、協力者共に増加傾向にあったが2010年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて中止。2021年度の開催は未定となっている。

 2021年度実行委員長に就任した吉田友則さんは、「今秋のRUN伴が開催になっても、万が一中止になっても…オンラインでの開催になったとしても対応できるよう今から準備をしておかなければならない」と歌とダンスでの啓発運動「ふなばしオレンジ体操」を考案した。

 同体操の「歌おう 踊ろう」作詞・作曲は地元シンガーソングライターの夏目ひみかさんが趣旨に賛同して無償協力。認知症予防の要素を加えた振り付けは実行委員会メンバーの根本恵太さんとダンサーの友人が担当。実行委員会メンバーで編集を担当しYouTubeなどのSNSを通じて周知していくという。

 今年度のRUN伴動向は未確定な為、はっきりとしたことはまだ決まっていないが、デイサービスや施設内でのレクリエーションで「ふなばしオレンジ体操」を活用することを視野に入れているという。

 また、音楽に合わせてダンスを踊り、SNSに「#ふなばしオレンジ体操」を付けたアップした動画を実行委員会や有識者らで先行するコンテスト形式の実施なども検討中だという。

 「RUNTOMO船橋」がリリースしている「ふなばしオレンジ体操」は以下のYouTubeリンクから視聴可能。音源の「歌おう踊ろう」は以下のリンクから取得できる。

 「歌おう 踊ろう」作詞・作曲:夏目ひみか https://linkco.re/QCNR3H7V

 過去の関連記事:船橋市内で「RUN伴2017」初開催、福祉業界の絆を再確認 | みんなで船橋を盛り上げる船橋情報サイト「MyFunaねっと」

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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