店内中央部には大きな観葉植物を囲んだカウンターテーブル

6/2（水）船取線沿いに喫煙者にも寄り添ったカフェ「GARULA GARAGE」

豪華すぎる喫煙スペースとキッズスペースの充実が話題に

　船橋市と習志野の市境、船橋取手線（県道8号線）沿いの花輪インター近くに3月28日、ハンバーガーとパンケーキのカフェ「GARULA GARAGE」（習志野市谷津5-40-25、TEL047-407-0612）がOPEN、「マンションのモデルルームかと思っていた」など、近隣住民のSNSを中心に話題に上っている。

　GARULA GARAGEは、店舗面積約40坪。カウンター11席（キッチンを眺めるカウンター5席、観葉植物を囲むハイチェア6席）、テーブル18席（内、小上がり2室）、テラス12席、喫煙室に9席（マッサージチェア2席、ソファ4席、カウンター3席）という最大50席。室内用のすべり台スペースもあり子連れ利用でも安心だ。また、テラス席ではペット同伴の利用者も多いという。

　同店のウリの一つが「豪華すぎる喫煙所」。マッサージチェアが設置されており、ワークスペースとしての利用も付加価値が高い。オーナーが喫煙者なため喫煙所というより会員制のVIPラウンジといった趣を持っている。

　同店を切り盛りするのは、谷保幸太郎さん（35）。谷保さんは、15歳でガソリンスタンドのアルバイトを始めた時から一貫して自動車業界周辺に従事してきた。自動車整備士から自動車販売のセールスマンと自動車業界でのキャリアを積み上げてきた谷保さん。根っからの珈琲好きもあって「いつかカフェを開業したい」という夢を描いていた。

　「地域に根差したコミュニティのハブになるようなカフェを目指しています」と谷保さん。高齢者も子連れも幅広い年代に受け入れられるように客席を作り込んだ。また、最近肩身が狭くなっている喫煙者に対しても居心地の良さを提案する。客席間は広くとられ、最大限の感染予防にも努め「居心地が一番いいカフェ」を目指しているとも。

　フードメニューはハンバーガー（880円）、看板メニューのガルーラバーガー（980円）、ベーコンレスタスバーガー（1280円）など12種類。いずれもポテト付きのプレートメニューで、スフレパンケーキ（1280円）やフレンチトーストも用意する。そのほか、キッズドッグ、キッズマヨドッグ（いずれも500円）などキッズメニューも提供。

　ドリンクメニューはサイフォンで淹れるコーヒー（500円～）をペルー産マチュピチュ（500円）、ジャマイカ産ブルーマウンテン（880円）など5種提供。カフェインレスコーヒー（500円）も用意する。そのほか、オリジナルドリンクとしてレモネード（440円～）、期間限定の夕張メロンシェイクなど各種シェイク（480円～）、コーラやグァバジュースなどの一般的なソフトドリンク（390円～）も提供している。

　今後は、コロナ禍明けにアルコールの提供、夜営業なども検討しており、谷保さんの経験を活かした「モーターカフェ化」も視野に入れており、中古車販売や自動車修理なども事業化を視野に入れているという。

　営業時間は、9時～20時。月曜定休。

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