2021年05月21日 配信

右から、店主の羽根井貴子さん、スタッフの佐野房江さん

5/21(金)夏見に惣菜販売や食品雑貨の店「Cotory Deli」

「ココロにおいしい癒しご飯」を目指して

 総菜や食品雑貨の店「Cotory Deli(コトリデリ)」(船橋市夏見4-23-30)が4月26日、近隣の主婦層をターゲットにオープンした。

 店主羽根井貴子さんは、船橋生まれの船橋育ち。「ワーキングマザーなので、夕飯に困っていた経験から、自分がこんな店があったらいいなと思っていたんです。自分が欲しかった店を作りました」と、オープンの経緯を話す。「地元船橋に何か貢献できたらという思いもあるんです」とも。

 店名やロゴは小鳥をイメージするが、「覚えてもらいやすく、無条件でかわいいと思ってもらえるものにしたかったんです」と羽根井さん。店舗面積は15坪で、店内はアースカラーを使った、カフェのような落ち着いた雰囲気。壁際と窓際に椅子が数脚置かれ、中古の食器など食品雑貨を販売するコーナーもある。

 店舗オープンに当たり、かつて職場が一緒だった佐野房江さんに声を掛け、多くの飲食店を回りながら、メニューを一緒に検討していったという。特に総菜の色合いには気を遣い、目で見てきれいと思える配色を心掛け、気分が上がるグリーンやオレンジなどのビタミンカラーを入れるようにしているという。

 メニューは日替わりで、定番は置かない。店舗前に「本日のメニュー」として、毎日その日の総菜が書かれた紙が張り出される。取材時のメニューは「チキン南蛮づけ」(340円)、三つ葉と桜エビのたきこみご飯」(300円)、「マカロニサラダ」(200円)、「トマトときゅうりのナムル」(200円)、「さばのペペロンチーノ」(320円)など。

 メニューのコンセプトは「ココロにおいしい癒しご飯」。羽根井さんは「疲れたり、気持ちが沈んだりしたときでも、温かくておいしいものを食べて、みなさんにふーっと穏やかな気持ちになってもらえたら」と、総菜に込める想いを話す。

 「栄養面からも、炭水化物など一つの食材に頼らず、肉や魚、野菜などから幅広い栄養素を取り入れて、栄養不足を防いでほしいんです」とも話す。「なるべく国産、なるべく手造り、なるべく地産地消を心掛け、食で癒しを提供するお店にしたいです」と羽根井さんはほほ笑む。

 営業時間は11時~18時(商品がなくなり次第終了)。日曜・月曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店内の様子

  • ショーケースの中には総菜が毎日7~8種類並ぶ

  • 食品雑貨を販売するコーナー

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